現地シェフが作る本場の料理で奥深さを伝えファン獲得

熱帯食堂‐現地シェフが腕を振るうタイ・インドネシア料理店。「エスニックはどんなものかわからない」という不安を取り払い料理の奥深さを伝えたいと、メニューブックの作成や接客に力を注ぐ。

URLコピー
高級感のある、タイやバリ島から直輸入したインテリアを使用。ゆとりのあるレイアウトも好評だ

アジア直輸入のハーブを使い、140種以上の料理を提供

エレベーターのドアが開くと、香辛料の香りが漂い、タイやバリ島から直輸入したインテリアが印象的な「熱帯食堂」。現地の言葉が飛び交うアジアンな雰囲気、そして、タイ人とインドネシア人のシェフが腕をふるう本場の味を目当てに、コアなリピーターも多い人気店だ。

2008年に移転リニューアルし、現在は130席の大型店だが、「オープンは2006年7月。ここからすぐ近くで、13席の小さな店舗からのスタートでした」と語るのはオーナーの笠谷 勉氏。当時、大阪・高槻では珍しいタイ料理の専門店として人気を集め、2007年には近くの別店舗でインドネシア料理店も開始。そして、この2つの店舗を融合した店にするべく、タイ料理の店をリニューアルして生まれたのが同店だ。店内は3~5階に分かれ、30代以上の女性グループやファミリーを中心に集客。3階は30名以上の貸切も可能なため、ウエディング二次会や企業の宴会で利用されているほか、オーナーが自ら買い付けたアジア雑貨の販売スペースも設け、多角的に売上増につなげている。

この続きはPRO会員限定記事です。
PRO会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。