瀬戸内の海の幸を売りに“湯あがり”ニーズをつかむ

伊予のご馳走 おいでん家 道後店-「道後温泉本館」の前にある日本料理店。売りは、瀬戸内海の新鮮な魚介と愛媛の食材を使った定食で、観光客をはじめ、ビジネス層の宴会や接待での利用が多い。

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伊予のご馳走 おいでん家 道後店

愛媛 道後温泉 日本料理

2階の掘りごたつ席。観光途中の食事や、地元住民の宴会に利用されている

国の重要文化財にも指定されている「道後温泉本館」。その正面玄関の斜め前に、1998年オープンした日本料理店。「本館」の湯あがり客をはじめとした観光客が、愛媛の郷土料理を求めて数多く来店する。全席掘りごたつの寛げる空間で、客層の7割ほどは観光客だが、地元の人が宴会やグループの会合、接待などで利用することもある。

料理の売りは、瀬戸内海で水揚げされる新鮮な魚介と、愛媛の食材を使った定食。特に魚介は、松山市中央卸売市場から、店主が毎日競り落として仕入れる逸品ぞろいだ。「店の経営母体が魚屋なので、旬の新鮮な魚をリーズナブルに提供できるところが強みです」と、料理長の岡田栄治氏は語る。

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