本場の四川の味を売りに、幅広い層のファンを獲得

陳家私菜 渋谷店-唐辛子や山椒は2~3カ月に一度、中国に足を運んで調達。これらを使い、中国の料理人がつくる料理はまさに本場の味で、名物「元祖・頂天石焼麻婆豆腐」などが幅広い人気を集める。

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陳家私菜 渋谷店

東京 渋谷 中国料理

160席ある店内は広々とした作り。大小様々な個室もあり、貸切利用も多い

母国・中国に足を運んで調達した25種類の香辛料を使用

東京・渋谷駅から徒歩10分の場所に、2011年6月オープンした中国料理店。本場・四川の味をリーズナブルに楽しめると、ビジネス層やファミリーなどから人気を集めている。

代表である陳龎湧氏は、20年前に赤坂で中国料理店「陳家私菜 湧の台所」をオープンし、以後、有楽町や新宿などにも出店。現在、全7店舗を展開している。店づくりの軸となっているのは、「本物の四川料理を味わってもらい、日本に中国の食文化を広げたい」という陳氏の想いだ。とりわけ、こだわっているのが唐辛子や山椒など四川料理でよく使われる調味料。陳氏が2~3カ月に一度、母国である中国に足を運んで調達しており、約25種類を常備。なかでも、豆板醤は中国でも高級品として名高い、四川省の小都市・郫県(ピーシェン)産にこだわり、6年寝かせて熟成させたものを買い付けている。何年も寝かせることで、辛さの中に旨味が感じられる逸品だ。

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