「黒さつま鶏」の1人鍋が幅広いシーンで好評

酒庵 朋-和食の名店で修業を積んだ店主の料理と、厳選した日本酒が売りの日本料理店。看板は、地元の養鶏農家が育てた「黒さつま鶏」の鶏ガラスープで作る鍋で、1人前から提供する。

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酒庵 朋

鹿児島 薩摩川内 日本料理

最大12名収容の座敷席。ほか、接待に人気のボックス席やカウンター席がある

和食の名店で修業を積んだ店主の料理と、厳選した日本酒が売りの日本料理店。JR川内駅から徒歩約10分、商店街と官庁街に挟まれた一画に、2016年6月にオープンした。主な客層は、官公庁の職員や周辺企業のビジネス層。宴会や接待のほか、仕事帰りに1~2人での来店も多い。

看板は、地元の養鶏農家が育てた「黒さつま鶏」の鶏ガラスープで作る鍋。「黒さつま鶏のハリハリ鍋」(2,138円)、「黒豚しゃぶしゃぶ」(3,218円)など、具材の異なる7種類を開発し、柚子胡椒、粉チーズなど9種類の薬味とともに、1人前から提供する。「鶏の芳醇な旨みを感じてもらうため、まずはスープだけ、次に具材や薬味と一緒に召し上がっていただきます」と話すのは、店主の安藤朋光氏。1人客はもちろん、全テーブル席に1人鍋用のIHコンロを備えており、取り分ける手間がないため、宴会や接待でも気兼ねなく食べられると好評だ。そのほか、修業時代の人脈を活かして仕入れルートを開拓した「北海道・厚岸の生カキ」(1,080円)も、他店との差別化につながっている。

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