穴子専門店の独自性を売りにヒットメニューを開発

オープン当初は総合居酒屋だったが、穴子の紹介をきっかけに穴子専門店へ。様々な調理方法によって、穴子の魅力を引き出し、「穴子カツサンド」など数々のヒットメニューを生み出している。

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あなご屋 韋駄天

兵庫 神戸・王子公園 穴子料理/居酒屋

客席と厨房を合わせて26坪の店内に、テーブルとカウンターで35席。広々とした空間で、ゆったり食事が楽しめる

“穴子で遊ぶ”をコンセプトにあらゆる食べ方を提案する

1995年7月オープンの「あなご屋 韋駄天」。店主の佐藤俊男氏は、割烹や焼鳥店で店長を勤めた後に独立開業。オープン当初は総合居酒屋だったが、次第に穴子専門店へ変えていった。「割烹時代の師匠が食べにきてくれた際、『伝助(でんすけ)穴子を看板にしないか?』と提案してくれたのです。伝助穴子とは兵庫・明石での呼び名で、300グラム以上の大きな穴子のこと。師匠はハモ料理が得意で、ハモの代わりに穴子でやってみようと、私も決断しました」(佐藤氏)。そして、最初に誕生した穴子料理が「穴すき鍋」(1,700円)と「穴子丼ぶり」(1,200円)だった。

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