株式会社 永遠希 小田利明氏 - 心に残る外食 -

2013/09/05

外食企業トップの心に残る外食

8名の飲食店経営者トップが日々の外食で感じたことを、連載コラムでお届け

Vol.149本格焼鳥の店がバンコクに上陸!

(株式会社 永遠希 代表取締役 小田利明氏)

 今回ご紹介したい心に残る外食は、タイ・バンコクで僕のお店と同じ時期にオープンした本格派の焼鳥屋「鳥波多゛」(とりはだ)さんです(写真1)。東京で大評判の焼鳥屋の「鳥波多゛」さんがバンコクにやって来たと噂を聞き、ちょっとライバル意識を持ってしまいました! どんな感じなのか、行ってみましたよ。

 閉店1時間前に行ったので、あまり歓迎されないかな…と思って扉を開けると、びっくりするほどの元気な声で「いらっしゃいませ!!」と迎えてくれました。席について何を食べようかメニューを見ていたら、さっそく名刺を持って来てくれたのが橋本社長でした。 橋本社長は、初めて会ったと思えないほど気さくに接してくれ、「もしよければ新鮮な焼鳥盛り合わせをお持ちしましょうか?」と言われ、「はい!お願いします!」と思わず注文(写真2)。

 串は1本45バーツ(約135円)から。焼鳥を一口食べると、カリッとジューシー!うまい! 橋本社長に「なんでこんなにうまいんですか?」と聞いてみたら、「今日絞めたばかりの鶏しか使用しないんです!」と。なるほど…。

 また、感動したのは塩加減のバランスがとてもいいこと! 無難な薄味ではなく、鶏のうまみを引き出し、これ以上塩が多ければ辛いという手前の塩加減だったんです。焼鳥はよく食べに行きますが、これがなかなかないんです。愛を感じましたよ! そして、タイ人スタッフが片言の日本語でつくねを勧めてくれたので頼んでみると、肉汁が溢れる…日本の焼鳥に勝っているかもと思えるほど。そのほか、鶏刺し(180バーツ=約540円)や鶏もつ煮(90バーツ=約270円)も食べ(写真3)、量は結構いただいたのですが、食べるごとに食欲が湧いてくるのが不思議でした。

 そして、お店の空気が本当にいいんです。僕たち飲食店にとってこの空気は大切なんですよね。この空気は橋本社長はじめ、タイ人スタッフの元気さと笑顔と愛ですね。厨房スタッフには笑顔の中にも真剣な表情も垣間見え、心地よさを感じました。

 バンコクにもこんな本格派の焼鳥屋さんができたのかと思うと、ワクワクしてきました。鶏へのこだわり、塩加減でその愛情を感じましたね! 値段以上の価値があり、また行きたい! いや、常連になりたいお店でした。ぜひバンコクに来られるときはシーロム通りにある「鳥波多゛」さんに行ってみてくださいね。僕も日本に帰ったら東京・人形町にある「鳥波多゛」さんにも行ってみようと思いました!

株式会社永遠希 代表取締役 小田利明氏株式会社永遠希
代表取締役
小田利明氏
1965年広島県広島市生まれ。美容専門サロンの営業職を経て、1995年30歳で起業。2000年に有限会社永遠希を設立し、2005年に株式会社永遠希に変更。現在、「囲酒家 永遠の縁卓」など広島市内に7店舗を展開中で、2013年タイ・バンコクにも「永遠希」をオープンさせた。
(写真1)「鳥波多゛」バンコク店の外観
(写真1)「鳥波多゛」バンコク店の外観
(写真2)焼鳥の盛り合わせ。朝締めの鶏のみを使う
(写真2)焼鳥の盛り合わせ。朝締めの鶏のみを使う
(写真3)鶏刺し(左)と鶏もつ煮(右)。日本の味がタイで味わえる
(写真3)鶏刺し(左)と鶏もつ煮(右)。日本の味がタイで味わえる

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