第2回の大会概要を発表。新たなスターの発掘に期待
昨年、第1回が行われ、大きな反響を呼んだ「RED U-35(RYORININ's EMERGING DREAM)」が、今年もいよいよ開幕。そのオープニングレセプションが4月3日、ウェスティンホテル東京(東京・恵比寿)で催され、各界の関係者、共催・賛同・後援団体、プレスらで会場は埋め尽くされた。
「RED U-35」とは、新時代の若く才能ある料理人を発掘し、応援することを目的とした、日本最大級の料理コンペティション(主催・同実行委員会)。ぐるなびは、代表取締役会長の滝 久雄が、食生活ジャーナリストの岸 朝子氏とともに発起人として名を連ね、共催としてイベントを全面的にバックアップしている。
会の冒頭、挨拶に立った総合プロデューサーの小山薫堂氏は、昨年の入賞シェフが注目を集めるなど、手応えがあったことを紹介しつつ、今大会の概要を発表。このコンペティションが日本の食文化の向上に果たす役割を語り、一層の発展を呼びかけた。続いて審査員長の辻 芳樹氏(学校法人辻料理学館 辻調理師専門学校理事長・校長)が、今年のテーマ食材として「豆」を発表。さらに、日本の料理界を代表する10人の審査員団が登壇し、各々の立場で2回目の開催となる「RED U-35」への期待と審査への意気込みを語った。
その後、昨年の最終審査でグランプリ(レッドエッグ)に輝いた杉本敬三シェフをはじめ、ゴールドエッグ(決勝審査進出者)の6名が登壇。それぞれ、今回のレセプションのために用意したメニューを紹介した。
乾杯の挨拶では、滝会長が日本の調理技術のレベルの高さに触れながら、「RED U-35」によって若い料理人が世界に進出することへの期待を語った。
会場につめかけた人たちは、ゴールドエッグのシェフによる料理に舌鼓を打ちつつ歓談。壇上ではその6名によるトークセッションも行われた。
一次審査の募集期間は4月15日~5月15日。今年はどんなドラマが繰り広げられ、どんなスターシェフが誕生するのか。会場の誰もが期待に胸を膨らませ、盛況のうちに閉会となった。