アジアを代表するトップシェフ2名がコラボ!貴重なトークショー&スペシャルカレーを披露
スポーツと美食の国タイの魅力にフォーカス!
日本とタイの修好130周年を記念して、2017年から開催されている「クルンシィ・アユタヤ絆駅伝」(主催/タイ国政府観光スポーツ省 共催/毎日新聞社、RKB毎日放送)。これは、タイ人と日本人の4人1組でチームを作り、タイの古都アユタヤの遺跡群を駆ける駅伝大会。ぐるなびはこの駅伝を第1回から支援しており、来年1月13日に第3回が行われることが決定。そこで、参加ツアー告知記念イベント「Open to the New Shade Feel Thai Diversity」が10月3日に東京・北青山で、同5日に福岡・天神で開かれた。
このイベントは、2017年末にタイで初めて「ミシュランガイド」が発刊されたことにちなみ、ガストロノミーに焦点を当て、世界とアジアの「ベストレストラン50」日本評議員を務める、コラムニストの中村孝則氏を司会に迎えて実施された。さらに、「アジアのベストレストラン50」で4年連続トップに輝いた、バンコク「Gaggan」のガガン・アナンドシェフと、福岡のフランス料理店「La Maison de la Nature Goh」の福山剛シェフをゲストに招き、トークショーと、2人がコラボレートしたスペシャルランチが披露された。
東京会場となった北青山のフレンチレストラン「AIX:S(エックス)」には、メディア関係者ら数十人が来場。主催者を代表して、タイ国政府観光庁・東京事務所所長のパッタラアノン・ナチェンマイ氏が挨拶し、「美食とスポーツは、わが国の観光の重要な要素」と述べ、駅伝への多くの参加を呼びかけた。続いて、ぐるなび執行役員・杉山尚美が挨拶に立ち、ぐるなびとタイ国政府観光庁が2017年、「観光と食に関する連携協定」を締結したことなどを紹介した。
その後、ガガン氏と福山氏のトークショーがスタート。アジアを代表するスターシェフである2人は、福山シェフの店で開かれた共通の友人の誕生日パーティで料理を共同製作したことがきっかけで、意気投合。国籍、言語、文化の壁を超えて互いへのリスペクトを育み、2015年以来、2人がコラボレートするポップアップ(期間限定)レストラン「Gohgan(ゴーガン)」を、福岡や大分、京都、北海道などで開催してきた。ガガン氏は「食とは、命にも感性にも直結する繊細なもの。1人のゲストをハッピーにするために全力を尽くしている」と、自身の料理との向き合い方を語った。また、修業時代を含め、シェフとして地元の福岡で長い時間を過ごしてきた福山氏は、「海外のレストランのお客様は、店に滞在する時間そのものを楽しんでいる」と話しつつ、ガガン氏との交流から得たものの大きさに感謝した。2人は2020年にそれぞれの店を閉じ、2021年、福岡に共同経営のレストラン「Gohgan」をオープンさせる予定で、新たなステージへの意欲も表明された。
第2部では、タイの豊かな観光資源と、駅伝の魅力を映像とともに紹介。続く第3部では、「AIX:S」のオーナーシェフ・山下敦司氏によるオードブルとともに、ガガン氏と福山氏がコラボした「ゴーガンカレー」が振る舞われ、アジアのトップシェフによる食を堪能するランチイベントとなった。