根室の食と酒にこだわり、常連のビジネス層を獲得

北海道海鮮 個室居酒屋 根室~ねむろ~-北海道・根室の食材と地酒をコンセプトにした居酒屋。売りは魚介の刺身や炭火焼で、その約8割が根室産。旬の魚介を仕入れ、リピーターを引きつけている。

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北海道海鮮 個室居酒屋 根室~ねむろ~

北海道 札幌・大通 居酒屋

店頭で「根室」を大きくアピール。食材や料理の写真で期待感を高めている

北海道・根室の食材と地酒をコンセプトに、2014年オープン。オフィス街にあるビルの地下に立地しているため、最初の1年ほどは土・日曜日の集客に苦労したという。「徐々に認知され、平日は近隣で働く40~50代のサラリーマンが通ってくれるようになりました」と、株式会社エヌ・シーフード代表取締役の徳永次朗氏は当時を振り返る。

売りは魚介の刺身や炭火焼で、その約8割が徳永氏の出身地である根室産。サンマ、カレイ、ホタテ、ウニなど、その時期の旬の魚介を仕入れ、リピーターを引きつけている。そのほか、季節ごとに花咲ガニ、毛ガニ、ズワイガニと素材を変えて作る「特製カニクリームコロッケ」(810円)も、常連に人気の名物だ。また、酒も根室の地酒「北の勝」を種類豊富にそろえ、他店との差別化に成功。「日本酒好きのお客様が増え、客単価も上がりました」と徳永氏。しょうゆも根室産の「昆布しょうゆ」を使い、ランチでは、たけのこ入りバターライスにトンカツをのせ、デミグラスソースをかけた根室のソウルフード「エスカロップ」(800円)を提供。根室へのこだわりで、多くの常連を獲得する。

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