趣のある古民家風の空間と佐渡の食材&酒で人気店に

古民家風の一軒家の居酒屋。売りは佐渡島の食材で、「佐渡寒ブリ」などがのる造り盛合せが名物。1切れ25gの厚造りで、原価率は70%だがオーダー率は8割超え。ビジネス層や観光客をなどから好評だ。

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海老の髭

新潟 中央区・古町 居酒屋

最大50名の利用が可能な座敷席。明治期の蔵を改築したテーブル席の個室も備える

新潟市の一大繁華街・古町に、2009年オープンした2階建て一軒家の居酒屋。古民家風の店内に入ると目の前にオープンキッチンが広がり、調理人たちの威勢のいい声が響く。カウンター席のほか、座敷席の個室や築100年を超える蔵を改装したテーブル席の個室があり、ビジネス層や外国人を含む観光客を中心に集客している。

売りは、佐渡島の食材。「佐渡寒ブリ」などがのる「佐渡沖お造り盛合せ」(5点盛り1,480円~)が名物で、「1切れ25gの厚造りで、原価率は70%。オーダー率は8割を超えます」と、ホール主任の関根勇輝氏は笑顔を見せる。そのほか、氷温熟成で旨みと甘みが増した佐渡島産コシヒカリを新潟の伝統工芸品・鎚起銅器(ついきどうき)で炊き上げる「釡戸炊き銅鍋御飯」(1,680円~)も好評だ。もう1つの売りである日本酒は、佐渡の酒蔵などから定番27種、季節のおすすめ10種を用意。年に1度、1つの酒蔵の職人を招待し、来店客に特徴を伝えてもらうイベントを開催しており大好評。注文率アップにつなげている。

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