愛媛県が誇る食材の魅力を再発見! 食文化の振興と地域の活性化を促進
地元食材×愛媛の日本酒×伝統工芸のコラボレーション!松山市とぐるなびが協力して、レストランイベントを開催
生産者や陶芸作家も参加し、コース料理と日本酒を堪能
道後温泉や松山城などの観光資源と、山海の幸に恵まれた愛媛県松山市。その個性的で多様な地元の食材を再発見し、食文化の振興に寄与することを目的としたレストランイベントが3月19日、松山市内の「日本料理 和敬」で開催された。
このイベントは、1月17日に松山市とぐるなびが締結した「食と観光を通した連携協定」に基づいたもの。同協定は、双方の資源やインフラを活用して協働することで、松山市の観光と食文化の発展に寄与し、地域の活性化に貢献することが目的で、今回は愛媛・松山の食材にフォーカスした食事会を開催することとなった。
料理を提供するのは、「日本料理 和敬」店主の竹村竜二氏。また、愛媛の日本酒5種を、地元で酒店を経営する横田光敏氏がセレクトし、各料理とのペアリングを提案。さらに、竹村氏のアイデアをもとに、愛媛の伝統工芸・砥部(とべ)焼の「大西陶芸」が、この日のために蒸し物に使う器を特別に製作した。参加費は1人8000円。前日にはメディア向けの試食会も行われた。
当日はWebなどから申し込んだ10余名とともに、生産者の1人である「おおたに果樹園」の大谷武久氏、「大西陶芸」の白石久美氏らも出席。竹村氏は「日本は旬の食材が豊富。料理によって季節の移り変わりを感じることもおいしさの1つ」と挨拶し、肉、海の幸、野菜、フルーツと、地元食材全般を駆使した8品を提供した。また、食材、料理、日本酒、器のそれぞれについて、コース料理の流れの要所要所で作り手の想いが1つひとつていねいに紹介され、参加者は愛媛の食文化の豊かさと魅力を再認識。今後へとつながる、心もお腹も満たす席となった。
イベント当日のコース内容
先付2種
割鮮
蒸し物
焼き物
食事二種
甘味
コースに使われた、愛媛・松山の食材