観光の振興と発展に貢献した個人・団体を表彰
ぐるなびが、「第10回観光庁長官表彰」を受賞!食を通じたインバウンド対応を推進した功績が認められる
10月1日に表彰式開催。受賞者に賞状と盾を授与
観光庁が10年前から行っている「観光庁長官表彰」の第10回受賞者に、株式会社ぐるなびなど5団体が選出され、10月1日、東京・霞ヶ関の観光庁で表彰式が行われた。
「観光庁長官表彰」とは、魅力あふれる観光先進国の実現を目指して、人々を魅了する観光地づくり、その魅力の発信、訪日外国人観光客の誘致など、観光の振興と発展に寄与した功績が顕著な個人および団体を表彰するもの。この日の表彰式では、田端浩 観光庁長官の式辞後、受賞団体の功績を紹介しつつ、代表者に賞状と盾を授与。ぐるなびからは、代表取締役会長 CEO・創業者の滝久雄、代表取締役社長の久保征一郎らが出席した。
ぐるなび以外の今回の受賞者と表彰対象の功績概要は、以下の通り。
- ● 熱海市/市長を座長とする「熱海市観光戦略会議」を設置し、官民一体となって観光資源を掘り起こして、特に若年層の新規顧客の獲得に成功した。
- ● 一般社団法人 伊江島観光協会/民泊を村おこしの手段として位置付け、体験型民泊事業を開始。伊江村(沖縄)の一大産業へと成長させた。
- ● 北九州産業観光センター/「産業観光」を核としたツアーの造成、産業観光専門ベンチャー企業の育成・支援を行い、北九州市の産業観光を確立した。
- ● 一般社団法人 田辺市熊野ツーリズムビューロー/FIT(海外個人旅行)に対応できる着地型旅行業を開業。特に欧米豪からの宿泊者を増加させた。
一方、ぐるなびは、国内最大級の飲食店検索サイト事業を展開し、国内の飲食店に対してセミナーの開催や、多言語によるメニューブック作成などによってインバウンド対応をサポートするとともに、訪日外国人へメニュー以外にも営業時間などを含めた基本情報を多言語で発信。日本の食の魅力と認識を広め、飲食店への誘客に貢献したことが高く評価された。
これまでぐるなびは、飲食店のインバウンド関連のサポートにいち早く取り組み、2004年に「ぐるなび外国語版」を開設。2015年には「メニュー情報一元変換システム」を開発し、メニューを自動的に4つの言語(英語、韓国語、中国語の繁体字・簡体字)に変換して、外国人に利便性の高いサービスを提供してきた。また2018年6月からは、飲食店のインバウンド戦略をトータルにサポートする「ぐるなびインバウンド大作戦」を展開し、海外では訪日を推進するイベントやキャンペーンも数多く実施。今後も「世界に誇れる日本の食文化を守り育てる」という企業使命のもと、インバウンド事業・サービスの強化に努めていく予定だ。