飲食店物件探し

飲食店物件選びのポイント「立地」
6つの立地タイプ別特性

飲食店の物件選びで経営を左右する要因として重要視されるのが立地タイプです。
ここではオフィス街、繁華街、住宅街、学生街、ロードサイド、商業施設(ビルイン型店舗)の6つの立地タイプ特性を解説します。これから飲食店出店に向けた物件選びの参考にしてみてください。

飲食店物件選び

飲食店の物件選びで経営を左右する要因として重要視されるのが立地タイプです。
ここではオフィス街、繁華街、住宅街、学生街、ロードサイド、商業施設(ビルイン型店舗)の6つの立地タイプ特性を解説します。これから飲食店出店に向けた物件選びの参考にしてみてください。

立地タイプの重要性

飲食店の物件選びで重要なポイントのひとつに挙げ られる「立地」。
どのような店舗コンセプト、ターゲットにするかによって、飲食店を出店する立地タイプ は異なります。立地によって客層は多様ですし、同じ立地でも曜日や時間帯によって、店前通行量、集客数などにも違いがあります。そのため、飲食店の立地タイプが経営を左右する要因として挙げ られることもありますので、店舗コンセプト、ターゲットと立地タイプがマッチしているか確認をしておきましょう。


1. オフィス街

賃料は比較的高いのですが、人気のエリアです。
物件の競争率も高いため、良い物件が出たら即決するぐらいでないと契約することが難しいことも多いです。ただし週末は集客が難しいエリアが多く、また連休が多い月は売上が伸び切らない時期があるため、高額すぎる賃料には収支のバランスを考えなくてはならず、賃料には注意が必要となります。

平日のランチ時間帯は安定した集客が期待できるでしょう。
ただし12:00-13:00に来店が集中するので、回転率や単価の設定、スタッフの配置の仕方などがポイントになります。またテーブルレイアウトも慎重に検討しましょう。1人客を効率よく取り込めるカウンター席や大テーブル、2名テーブル等が活躍します。
アイドルタイム(14:00~18:00)は業態によっては集客が困難になりがちです。

オフィス街では、席に案内されるまでの待ち時間、食事提供までの時間を気にする人もいます。そのため、外食ではなく手短に済ませようとコンビニ弁当や飲食店の弁当販売を利用することもあり、競合するケースも多いです。

ほとんどのビジネスマンは徒歩圏内で食事を済ませるので、国道や大通り沿いなどの飲食店物件とは違い、基本的には駐車場が必要ないでしょう。
駐車場を持つとなると、整備費、維持費などのコストがかかりますが、オフィス街ではそうした心配があまりないことは、メリットの一つでもあるでしょう。

2. 繁華街

大人気のエリアで賃料は高めになります。
良い物件はすぐに決めるぐらいでないとなかなか成約できません。
繁華街はターミナル駅周辺に多く、特徴としてはランチ、ディナー、平日、休日ともに集客が見込めるでしょう。
しかしながら、競合店が多いので差別化などのマーケティング戦略を練る必要があります。ターゲットは若者からビジネスマンと幅広く、多くの業態で出店可能です。

3. 住宅街

比較的賃料は安いのですが、集客は上の2つのエリアと比べて弱いため一見さんを獲得というよりも、リピーターを獲得する戦略をたてましょう。
また地域住民の方との関係性の構築がとても重要です。挨拶はもちろん、普段の店前清掃、ダクトのニオイ対策などもしっかり考えておきましょう。
ターゲットはエリアにもよりますが、ファミリー層が多くなるでしょう。
オフィス街と異なり、平日より週末の集客に優れます。

4. 学生街

大学などの教育機関が並ぶ学生街では、料理にボリュームがあって低価格な飲食店が人気です。
業態としてはカレー、ラーメン、定食屋、中華料理、食べ放題などが多いです。
集客は比較的強いのですが、夏休み等の学校の長期休暇には売上が激減するので対策を考えておきましょう。
都心型の場合、駐車場は必要ありませんが、郊外型の場合は駐車場も確保しておきたいところです。

5. ロードサイド

比較的坪単価の賃料は低めです。ただし大きな物件の場合はトータルでの賃料は高額になります。
ロードサイド 物件では、駐車場を確保することが非常に重要です。
駐車場が無いと集客に苦戦することが多いでしょう。
また自転車の通行が多いエリアは足元商圏の人口が多い傾向にあるため、自動車以外の来店も見込めます。
高速道路のインター付近や幹線道路沿いが、集客に優れるので特に人気です。
ただし業態によっては幹線道路よりも生活道路沿いのほうが向いているものもあるため、店前を通行している車の種類の確認も重要です。
例えば、ロードサイドのカフェは地元に生活している女性客が生活圏の中で利用する業態であるため、幹線道路よりも生活道路のほうが向いており、大型トラックなどではなく乗用車が多い道路に適しています。
中央分離帯があると対向車線からの集客が難しくなるので、その点も注意しましょう。
ロードサイド物件は基本的に面積規模が大きい大箱物件が多く、初期費用がかさみやすいので初心者には出店しにくい立地タイプといえます。
ロードサイドのターゲットとしてはファミリー層がメインになることが多いでしょう。

6.  商業施設(ビルイン型店舗)

商業施設やビルの中のテナントとしての物件です。
他の物件タイプと異なり、その施設やビルの集客に依存します。
施設によってターゲットの属性が明確になっていることが多いでしょう。
またフードコートや専門店なのかで ターゲットや単価設定が大きくことなりますので自身の業態にマッチするかをしっかり見定めましょう。

さいごに
経営に影響を与える要因として挙げ られるほど、飲食店物件選びにおいての立地は重要な点です。
まずは店舗のコンセプトと立地の特性がマッチしているかを把握し、事業計画を明確にした上で物件選びを行うことが大切です。納得のいく物件選びをするためにも、出店したいエリアの立地の特性をよく理解しておきましょう。

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