鮮度抜群の鶏の炭火焼きとドリンクの工夫で人気店に

鶏料理を看板にした居酒屋「炭火焼居酒屋 霧家」。朝挽き鶏を使った炭火焼きを提供し、20~60代の男女が多く来店。ドリンクは、焼酎のほか九州特産のフルーツのシロップで作るサワーとハイボールを用意している。

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炭火焼居酒屋 霧家

鹿児島 霧島 居酒屋

 鹿児島・霧島のメインストリートに2018年4月オープンの居酒屋。鶏料理専門店で長年修業を積んだオーナーの松下太葵氏は「触れば鮮度・質がわかる」という目利きを活かし、自ら仕入れルートを開拓。朝挽き鶏の品質に絶対の自信を持つ。「看板料理はもちろん、炭火焼きをはじめとした鶏料理」と松下氏。鶏料理はほぼ100%のオーダー率を誇り、鶏料理をメインにした「宴会コース」(2時間飲み放題付き3,500円)は高い満足度で好評を博している。「ターゲットは30~40代のビジネス層ですが、最近は観光客も増え、男女ともに20代から60代まで幅広くご来店いただいています」(松下氏)と語る。

2~20人に対応できる掘りごたつスタイルの個室。ほかにカウンター席もある

 ドリンクでは「森伊蔵」など希少な焼酎も揃え、桜島小みかんや日向夏、あまおうなど、九州特産のフルーツ8種の濃厚シロップで作るサワーとハイボールをアピールし、ノンアルコールでも提供。また、ワインの銘柄ごとに、相性のいい料理をメニューシートで提案し、オーダーを促している。

 ぐるなびにはオープン前から加盟。ネット予約が好調で、「ぐるなび台帳」も活用。松下氏は「目標は地域の活性化」と語り、すでに海鮮メインの2店舗目を市内出店。ワインを売りとする3店舗目もオープンしたばかりだ。

ここがポイント!

朝挽き鶏の炭火焼きなど、鶏料理が大好評!
オーナー・松下氏が目利きした朝挽き鶏の炭火焼きが看板料理。鶏料理をメインにした飲み放題付きの「宴会コース」は、コストパフォーマンスの高さで集客を促進。
オーダーを促進するドリンクのメニューシート
各種焼酎、九州名産果物のサワーは専用シートで紹介し、ワインは料理とのペアリングを提案。飲み放題にプラスしてオーダーする人も多く、売上に貢献。
エリアの特徴
店がある霧島市国分は霧島市の中心エリアの一画で、JR国分駅からは徒歩5分程度。周囲に複数の企業の工場誘致が進み、人口増加地域になっている。
炭火焼居酒屋 霧家
鹿児島県霧島市国分中央3-6-7
https://r.gnavi.co.jp/s7rh9nba0000/
代表取締役 松下 太葵 氏(左)、店長 野本 小萩 氏(中)、スタッフ 島森 裕也 氏(右)
2年前、22歳で独立・開業を果たした松下氏。スタッフとともに地域の活性化を目指す。