県外客のニーズにも応えた四国各県の料理と酒が好評

JR高松駅近くにある居酒屋「神童ろ」は、最大180名が収容できる大型店。平日は出張を含むビジネス層、週末は観光客や地元のファミリーなどの来店が多く、瀬戸内の鮮魚や四国の郷土料理を中心に提供する。

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瀬戸内の鮮魚と骨付鳥 神童ろ

香川 高松駅 居酒屋

 2006年4月、JR高松駅から徒歩3分ほどの場所にオープンした「神童ろ」。当初からある1、2階のほか、オープン年の冬に増設した3階の別館を合わせて、最大180名が収容できる大型店だ。駅から近く、ビジネスホテルも多いエリアのため、平日は出張を含むビジネス層、週末は観光客や地元のファミリーなどの来店が多く、瀬戸内の鮮魚や四国の郷土料理を中心に提供する。

最大180名収容可能な大箱。個室やテーブル席のほか、1階にはカウンターもある

 来店客の8割を男性が占め、そのほとんどは、香川県産の養殖ハマチ「オリーブハマチ」などが入った「お刺身盛合せ」(1,595円~)を注文。また、観光客には「スパイシー骨付鳥」(880円~)などが人気だ。「四国の郷土料理などはメニューブックでわかりやすく紹介し、注文を促しています」と代表の北島準章氏。ドリンクも四国の日本酒を中心にそろえ、県外客のニーズに応えている。さらに、2020年からは弁当(500円~)の宅配やテイクアウトも開始。現在、昼はこの弁当を店内でも食べられるようにし、ワンコインランチとしてビジネス層に喜ばれている。

 ぐるなびにはオープンから間もなく加盟し、多数の宴会を獲得。少人数の集まりにも対応できるさまざまな個室を生かし、日々情報発信をしながら、さらなる集客を目指している。

ここがポイント!

「瀬戸内コース」が県外客を中心に好評
観光客や出張ビジネス層のニーズに応えて、「骨付き鳥」「宇和島のじゃこ天」など四国の郷土料理9品が入った「瀬戸内コース」(写真4,500円)が人気を呼んでいる。
タイプの異なる個室で多様なシーンに対応
ビジネス層の宴会で重宝される座敷席のほか、掘りごたつの部屋(写真)など、さまざまなタイプの個室を用意。少人数から大人数まで使い勝手がいいと評判だ。
エリアの特徴
JR高松駅は香川・高松の玄関口。駅周辺はビジネス層や観光客の往来が多く、オフィスビルや飲食店などのほか、ビジネスホテルも点在する。
瀬戸内の鮮魚と骨付鳥 神童ろ
香川県高松市西の丸町5-8
https://r.gnavi.co.jp/d0hafehh0000/
代表 北島 準章 氏
父親が営む居酒屋で経験を積む。現在は、高松市内で居酒屋3店舗とカラオケ店を運営。