多彩な新潟食材をアピール。こだわりの親子丼も人気!

新潟駅南口からやや離れたところにある割烹料理店「和らぎ亭 しまや」。新鮮な佐渡の魚や新潟の地場野菜、「村上牛」「越後もちぶた」などの肉、そして地酒と、新潟をたっぷり楽しめるメニューを提供している。

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和らぎ亭 しまや

新潟 中央区・新潟駅南口 和食

 2009年オープンの「和らぎ亭 しまや」は、新潟駅南口からやや離れているが、「一番うまいと言われるものを、もっとおいしく調理してリーズナブルに提供する」ことをモットーに繁盛している割烹料理店。「新鮮な佐渡の魚や、新潟の地場野菜、『村上牛』『越後もちぶた』などの肉、そして地酒と、食材の宝庫・新潟をたっぷり楽しめるメニューを提供しています」と話すのは、オーナーシェフの島倉大亮氏。

個室やカウンター席、いろりを囲むテーブル席などを備え、多様なシーンに利用できる

 ランチも営業しており、看板メニューの1つになっているのがテイクアウトも可能な「特上親子丼」(900円)だ。新潟県新発田市産のブランド卵「思い出たまご」をたっぷり3つ使い、焼き加減の違いで卵のやわらかさの異なる3層をつくりだした逸品。ディナーでは、「シメにおいしい親子丼を食べたい」という人が多く、客単価アップにもつながっている。「昨年の春以降、収益が落ち込みましたが、秋には回復してきました。良いものを提供し、しっかりやれば、お客様は戻ってきます」と島倉氏。

 コロナ前までは毎年売上は右肩上がり。「ぐるなびの効果も大きかったと思います。売上の伸びが鈍化した時期に加盟したところ、1.5倍も伸びました」(島倉氏)。今後もぐるなびの集客力に期待を寄せる。

ここがポイント!

利益も満足度も担保する原価率80%超メニュー
人気の「のどぐろしゃぶしゃぶ」(4,400円)は原価率80%を超えているが、合わせてドリンクを注文する人が多いため、最終的に利益に結びつくメニューとなっている。
“食材ハンドブック”でこだわりを伝える
こだわりの食材を紹介するハンドブックを自作。来店客との会話や注文のきっかけになり、「旬の時期に食べてみたい」と、リピーターづくりにも一役買っている。
エリアの特徴
新潟市の玄関口であるJR新潟駅の南口は、北口(万代口)ほどの繁華街ではないが、飲食店が点在。地元住民から出張客まで幅広い層が行き交う。
和らぎ亭 しまや
新潟県新潟市中央区南笹口1-567-22
https://r.gnavi.co.jp/fxwy3ug60000/
オーナーシェフ 島倉 大亮 氏
高校時代にアルバイトで飲食業界に入り、10年間日本料理店で腕を磨く。31歳で独立。