「ガーリックトーストのおでん」
「ちょいおでん 新宿本店」(東京・新宿)
寒くなると恋しくなるのが、身も心も温まる「おでん」。「おでん」といえば、お燗を傾けながら静かにしっとり味わうイメージがありますが、若者を中心に連日連夜、大盛り上がりしているユニークなおでん屋さんがあるといいます。
今回は週末の酒場巡りが趣味というフードライター・桑原恵美子さんが、「ちょいおでん 新宿本店」(以下、ちょいおでん)の「ガーリックトーストのおでん」を紹介。「宴会が必ず盛り上がる!」と大評判のおでん屋さんの秘密を探ります。
訪れた飲食店を紹介している個人ブログ:
https://ameblo.jp/amaguri0111/theme-10066247104.html
・めくるめく“変わりおでんワールド”に夢中!
・舌も脳もバグる衝撃の融合!新しい美味の発見が楽しい
・味変アイテムが13種類も!
・”醤油を使っていないだし”だから、幅広い味変を受け止められる
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めくるめく“変わりおでんワールド”に夢中!
「ちょいおでん」は、和の創作料理「板前バル」をはじめ多くの飲食店ブランドを持つ代表・本間 保憲 さんの初のおでん業態です(運営会社:株式会社CANVAS)。専門性の高いおでん料理を普段使いできる価格で食べられ、季節を問わず1年中通える「おでん酒場」として、全国フランチャイズ展開を狙って展開しています。
「ちょいおでん 新宿本店」があるのは、JR新宿駅西口から徒歩5分のところ。西武新宿線の西武新宿駅からなら、ガードを渡ってすぐ、徒歩3分の距離です。
おでん屋さんのイメージをくつがえす広々とした空間。他の系列店はどれも17坪前後の小さなお店ですが、「ちょいおでん」は「大きな店舗も見てみたい」というフランチャイズ希望者へのアンテナショップとしてオープンした、初の大型店だとか。大きな「コの字」カウンターとテーブル席合わせて62席で、テーブル間もゆったりしていますので、宴会でものびのびと楽しめそうです。
「ちょいおでん」というくらいだからもちろん、おでんが看板商品。でもこのお店がユニークなのは、ダイコン、ちくわ、こんにゃくといった一般的なおでんメニューを楽しめるだけでなく、食べ応えたっぷりの「肉おでん」、ここでしか食べられない「名物変わりおでん」、そして旬食材を使ったおでん、オリジナルおでんなど、おでん観がくつがえるようなメニューがたくさんあるのです。
中でも初めて食べた時、「この手があったか…!」と思わず膝を打ったのが、「ガーリックトーストのおでん」。
舌も脳もバグる衝撃の融合!新しい美味の発見が楽しい
たっぷりのおでんのだしが染みこんだ「ガーリックトースト」は、口中に広がるガーリックの香りがオニオングラタンスープのクルトンのようでもあり、なめらかな舌ざわりはお麩のようでもあります。自分が何を食べているのかわからなくなりそうだけど、でもただひとつ確かなのは、これがとんでもなくおいしいということ。だしとニンニク、だしとフランスパンが、こんなに絶妙に調和するとは…!
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味変アイテムが13種類も!
ユニークなおでんメニューが多く、それだけでも充分すぎるくらい楽しいのですが、でもこのお店に来たからにはぜひ試して欲しいのが「味変」。各テーブルの上には、無料で使える味変調味料が8種類あり、お通しで出される「山ワサビ」と「ネギ醤油」はおつまみとしてだけでなく薬味としても使えますので、合計10種類も!
さらに別売りの味変ソースも加えれば13種類と、無限の味の変化を楽しめるのです。薬味やソースと、おでん種の相性をあれこれ試していると、楽しくてお酒がどんどん進んでしまいます。
ちなみに私の一推し味変ソースは、「明太バター」。オーソドックスなおでん種との組み合わせほど驚きが大きいので、ぜひ試してほしい!
例えば「大根」(290円)1種類だけでも、味変アイテムでこんなに豪華で楽しいテーブルに。味見をしているだけで、盛り上がること間違いなしです。
味変ソースが溶け込んだ汁がまた美味!この汁でまたお酒がすすみます。
薬味の一押しは「ハリッサ」。正直、今まで使い方がよくわからなかった香辛料なのですが、ほんの少し加えるだけで、一気にエスニックな味わいに。スパイスの香りと辛みが食欲をぐんぐん増大させてくれます。エキゾティックな味わいなのに、どんなタネにも不思議とマッチして、やめられなくなるのです。
”醤油を使っていないだし”だから、幅広い味変を受け止められる
この“味変おでん”を考案したメンバーの一人が、営業推進部の矢ケ﨑 峰和さん。もともとおでんが大好きだったのですが、「おでんだけだと味に飽きてしまって長居できない」と感じていたそうです。「手軽なちょい足しで、おでんの表情をガラリと変えたい」「おでんの楽しみ方の幅を広げたい」と考え、味変が楽しめるおでんを企画したとのこと。
ジェノベーゼやブルーチーズといった洋のソースやハリッサなどのスパイス系の調味料がおでんとこんなに調和する秘密をお聞きしたところ、ズバリ「だしに醤油を使っていないこと」。
高級魚として知られる鱧(ハモ)でだしをとり、しょっつる(魚を塩漬けにし溶けるまで寝かせてうまみ成分を取り出した秋田県の魚醤)、いしる(内臓や頭、骨を塩漬けにして発酵させた石川県の魚醤)と室戸産の塩のみで味をつけることで、あっさりしているのにコクがあり、澄んだ味わいに仕上げているそうです。
「ちょいおでん」は現在新宿本店も加えて都内に直営店2店舗(小伝馬町創業店)、FC店2店舗(新小岩・大森店)を展開していて、近々秋田、北海道、相模原でのオープンも予定しているそうです。直営の小伝馬町創業店は狭小店舗ながら月坪売上は40万円を超えているとか。この価格設定でそれだけ売上があるということが、繫盛ぶりを物語っていますね。
私と同じように、この“味変コミュニケーション”の楽しさにハマっている人がどんどん増えているのだと思います。将来的には全国に100店舗展開を視野にいれているそうですが、このおいしさ、この価格なら、遠からず達成できる!と確信しています。
東京都新宿区西新宿7-3-1 三光パークビル1F
https://r.gnavi.co.jp/k4815ra10000/
https://choioden.com/
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