渋谷の隠れ家居酒屋「ツーピース」が繁盛する理由。静岡グルメと希少な地酒で月商1,200万円を実現!

渋谷駅から徒歩圏内の目立たないビル2階に店を構える創作和食居酒屋「ツーピース」。「富士宮やきそば」「静岡おでん」などの静岡グルメを、高級店と大衆酒場の絶妙なミドルゾーンで提供。客単価8,000円、リピート率3割、月商1,200万円の舞台裏に迫る。

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大衆的でも客単価8,000円を実現した隠れ家居酒屋

円山町の路地を入り、階段を上った2階にある隠れ家的な店構え。初めて訪れた客が裏口と勘違いするほど存在感を潜めたドアが特徴

渋谷駅から徒歩10分、ビルの2階奥にひっそりと佇む「ツーピース」は、ともに静岡出身の藤田 雄司 氏、三枝(さえぐさ)隆太 氏、望月 順平 氏が運営する、2023年オープンの個性的な創作和食居酒屋。店の入り口には、鮮魚コーナーを思わせる銀色のスイングドア。そのドアを押し開けると、照明を落とした隠れ家的な空間が広がる。店内中央にはオープンキッチンとカウンターが据えられ、席数はカウンター14席、テーブル24席の計38席。客層は30~60代まで幅広く、平日は近隣のビジネス層が中心で、週末にはカップルや家族連れも多く訪れる。

変形カウンターが出迎えるオープンキッチンの空間。富士山をモチーフにしたタイルアートのほか、静岡ゆかりのグッズが飾られ、随所に静岡愛が息づく

大衆的な静岡グルメを軸にしつつも、アッパー層を満足させる料理を提供しているのが特徴。静岡・富士宮のクラフトビールや希少な地酒など、ドリンクのラインナップでも他店と差別化している。メニューのクオリティー・居心地・価格帯について、高級店と大衆酒場のミドルゾーンにポジションを取り、それぞれのいいとこどりをしている点が支持を集め、平均客単価は8,000円で平均月商は約1,200万円。オープン時から好調なスタートを切っている。

【店舗Data】
ツーピース
業態:居酒屋
席数:38席(カウンター、テーブル席)
客単価平均:8,000円
客層:30~60代、平日はビジネス層、週末はカップルやファミリー
住  所:東京都渋谷区円山町20-5 グランドネス渋谷2F
アクセス:京王井の頭線神泉駅から徒歩2分
営業時間:17:30~23:30
定休日 :無休
https://www.instagram.com/twopiece_yjr/
https://r.gnavi.co.jp/9kvu8tuz0000/

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繁盛へと導いた、3つのポイント

【POINT1:料理】大衆的ながらアッパー層の心を掴む
【POINT2:ドリンク】クラフトビールや日本酒が売り
【POINT3:接客】大衆酒場と高級店の間のほどよい距離感

【POINT1:メニュー】大衆的ながらアッパー層の心を掴む

富士宮産の紅富士(あかふじ)サーモンなど日替わりで7、8種の魚を盛り込む「お造り盛り」(1人前1,628円/2人前より注文可、写真は1人前)

旬の静岡食材をメインに据えたメニューは約50種。注文率トップ3は、静岡の鮮魚を中心に盛り込む「お造り盛り」(1人前1,628円)、静岡グルメの定番「富士宮やきそば」(1,628円)、一口サイズで食べやすい「静岡おでん盛り」(1,408円)だ。

卵黄と魚粉をトッピングした「富士宮やきそば」(1,628円)は、学会認定のレシピを忠実に守る一品。公式のぼり旗とともに提供
「静岡おでん盛り」(1,408円)は黒はんぺん、大根、ちくわ、焼き豆腐などを一口サイズにカットして盛り合わせる。仕上げに魚粉をかけるのが静岡流

「割烹のような高級感と、居酒屋の気軽さを両立させたいと考えました」と藤田氏。静岡のブランド豚使用の「ルイビ豚のカツ煮」(2,420円)や、身をほぐして提供する「毛蟹のつまみ」(1杯6,930円)などの高単価メニューも提供して単価アップにつなげている。コースは7,500円・8,500円・1万円の3種類を用意し、来店客の3割が利用。コースでは料理を全て一人ずつ小分けにして提供しているのが特徴だ。

食材の調達先は富士宮市を中心とした静岡各地の生産者で、静岡野菜の「富士の雅ネギ」やアメーラトマト、紅富士(あかふじ)サーモンなど、東京ではなかなか手に入らない食材も。カジュアルな郷土料理を、こだわりの器と丁寧な盛り付けで仕上げることで、若いカップルから企業の経営者層まで、幅広い客層に響くメニューを実現している。

フードメニューの価格帯は500~1,000円台が中心。旬の静岡野菜や鮮魚、おつまみ、〆のごはん、デザートまで、静岡ゆかりの食材を主に使用したメニューが並ぶ
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【POINT2:ドリンク】クラフトビールや日本酒が売り

静岡・富士宮のブルワリー「フジヤマハンターズビール」のクラフトビールを常時4種ラインナップ。富士山から湧き出た天然の伏流水を使用

ドリンクも静岡産が中心。富士山の麓(ふもと)にあるブルワリー「フジヤマハンターズビール」が製造したクラフトビール(各1,430円)や、静岡から直接取り寄せた静岡茶で割るサワー「静岡茶割り」(605円)が人気を集める。

また、日本酒にもこだわりが深い。富士宮市の酒屋「酒舗よこぜき」に月1回足を運んで、「磯自慢」「而今」など人気の地酒を直接買い付けている。「東京の飲食店ではなかなか入手できない希少銘柄も仕入れているので、『こんなお酒を置いてるんだ!』と驚くお客様も多いですね」(藤田氏)。さらに1ショット3,300円の高級テキーラや充実したワインリストも用意して多様なニーズに対応している。

富士宮の酒屋から月1回、直接買い付ける静岡をはじめとした各地の地酒がそろう。希少な銘柄も多く、日本酒ファンに好評

売上に占めるアルコールの比率は約4割。コースに付く90分の飲み放題は生ビールやハイボール、各種サワー、麦・芋焼酎がお得に飲めるとあって、多くのリピーターを生む要因になっている。

静岡クラフトビール、静岡茶割り、地酒、富士山の天然水など、静岡色豊かなドリンクを取りそろえる

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【POINT3:接客】大衆酒場と高級店の間のほどよい距離感

ほどよい距離感の接客を心がけているというオーナーの藤田 雄司 氏。静岡県富士宮市出身で大学卒業後、印刷営業、サッカー関係の仕事を経て26歳で飲食業への転身を決意。大学時代からの友人である望月 順平 氏とともに、渋谷に「ツーピース」を三枝 隆太 氏を加えた三人でオープン。「富士宮やきそば学会」の認定資格も持つ

店中央に位置する変形カウンターとオープンキッチンは、スタッフと客が自然と目線を合わせられる構造になっており、社員7人による安定したシフト体制が来店客への手厚いサービスを支えている。会社経営者をはじめとするエグゼクティブの来店も多く、「さまざまな企業の社長様にご来店いただけているのは、このガヤガヤ感と気遣いの両立があるからではないかと思っています」と藤田氏は笑顔を見せる。

広告や割引サービスなどには頼らず、Instagramのアカウント運用と口コミによる情報拡散をメインに、着実に集客に結びつけてきた。オープンから3カ月目に有名インフルエンサーのSNS投稿が認知拡大の起爆剤になったが、「広告に頼らずに見つけてもらえたのは、店の隠れ家空間や特別感にこだわってきたからだと思います」と藤田氏は振り返る。こうした積み重ねが実を結び、3年目にしてリピーター率は約3割まで増えてきたという。

現在は店舗運営と並行して、飲食店のプロデュース・コンサルティング事業も実施。今春には香川食材をテーマにした居酒屋が東京・新橋にオープン予定で、スタッフ研修からメニュー開発までを全面的に手がける。アパレルブランドの立ち上げも検討しており、飲食業とアパレル業のシナジーにも期待をかけている。

さらに、「富士宮やきそば学会」から“関東支部”の立ち位置として信頼を得ている「ツーピース」は、2026年中に富士宮やきそばの専門店を都心にオープンする計画もあるという。「東京という発信力のある場所で、さらに静岡の魅力を広めていきたいです」(藤田氏)と意欲に燃えている。

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