第13回居酒屋甲子園全国大会が横浜で開催!

2018年11月13日に「第13回居酒屋甲子園全国大会」が開催され、新潟の「ベジテジや Soi新潟万代店」が日本一の座に。アルバイトを主体とした店舗運営を実現する、独自の人材育成などが評価された。-イベントリポート

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第13回居酒屋甲子園全国大会が横浜で開催!

新潟の「ベジテジや Soi新潟万代店」が全国大会を制覇。スタッフの約9割がアルバイト。魅力的な“人創り”で実現

1766店舗から選ばれた精鋭5店舗が熱くプレゼン

「居酒屋から日本を元気にしたい」という想いのもと、全国から有志が集まり、2006年より毎年開催されている「居酒屋甲子園」(主催/NPO法人居酒屋甲子園)。「共に学び、共に成長し、共に勝つ」を理念とし、外食業界で働く人がより誇りを持ち、学びを共有できる場を提供している。その第13回全国大会が2018年11月13日、横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで開かれ、約5000人が来場。全国1766の参加店舗から予選を勝ち抜いた5店舗によるプレゼンテーションが行われ、来場者による投票で、新潟の「ベジテジや Soi新潟万代店」が日本一の座に。アルバイトを主体とした店舗運営を実現する、独自の人材育成などが評価された。

全国大会に至るまでには、まず全国12地区の1次予選として2018年5~7月に覆面調査での審査を実施。二度の調査により各地区上位20%の店舗が2次予選に進み、再度の覆面調査を経て全国74店舗が地区大会へ進出した。予選では調査員が一般客として来店し、来店客の立場からサービスを88項目でチェック。さらに今年からは、1次予選で一定基準以上の評価を獲得した店舗に経済産業省創設「おもてなし規格認証 金認証」の取得権利を付与する取り組みもスタートした。

地区大会では、出場店舗が自店の想いや取り組みをプレゼンテーション。各地区で優勝した12店舗が最終予選に臨み、店舗代表者による面談とプレゼンテーションをもとに経営者視点からの審査が行われ、業界の活性化に繋がる学びと気づきが期待できる5店舗が選出された。

また全国大会では、店長の地位向上を目指し、第7回より実施されている「店長認定制度」の順位も発表。今年より一つ星から三つ星まで3段階の認定ランクを新設し、認定バッジと認定証を授与することも紹介された。さらに全国155名の優秀店長の中から、特に志があり成果を残せる店長として選ばれた2名が、壇上で日々の取り組みと想いを語った。今年も全国の優秀店舗が自身のノウハウやビジョンを共有し、来場者にとって多くの気づきが得られる有意義な場となった。

第13回居酒屋甲子園全国大会出場店舗

ベジテジや Soi 新潟万代店(新潟)

運営する株式会社エレベーションの代表取締役・山崎聡氏(前列中央)、店長の吉原陽介氏(前列左から二番目)と、プレゼンテーションに立ったスタッフら。スタッフはアルバイトが約9割で、アルバイトのみで運営する日もあるという。壇上では「自分理念」の作成など、主体性を育む独自の取り組みも紹介し、来場者から高い評価を集めた
「全員人事部」を合言葉に、魅力的な“人創り”を追求。その結果、採用広告費を掛けずに年間43名もの面接希望者を獲得
1年前から優勝を目標にしていたという店長の吉原氏。「日々の取り組みが認められ、スタッフの自信になる」と喜びを語った

BEER & WINE 石山GRILL(滋賀)

メニューを約半数に絞って名物メニューの注文率を92%に高め、生産性向上にもつなげたことを紹介

炉端焼き一歩一歩本店(東京)

来店客への心配りを徹底し、満足度を高める様々な取り組みを実演

魚と酒はなたれ横浜東口店(神奈川)

おいしい魚と豊かな海を守る社会貢献事業「生しらすプロジェクト」などを紹介

かわちどん柏原店(愛知)

規格外農作物を使ったデザート開発など、地域振興の取り組みをアピールした
優秀店長に選ばれた福岡「鉄板バルサンパチキッチン」の関かすみ氏。ファーストコンタクトでのメニュー案内を強化し、来店客との会話を増やすことで、店内に活気を生み出した
同じく優秀店長として登壇した、神奈川「獅子丸 海老名店」の中川ひとみ氏。オペレーション力の強化、愛嬌のある接客の伝授などにより、チーム全体のサービスレベルを向上
ロビーでは地区大会の優勝店舗がブースを設置。自店の取り組みや売りをアピールした
5店舗のプレゼンの後、「もっとも学びが得られた、気づきが多かった店舗」に来場者が投票