明確な看板料理ときめ細かなサービスでファンを獲得

炭火炙り焼と地酒 いぶしぎん 千葉店-今年4月にオープン。駅から徒歩3分だが、住宅地への入口にあたり人通りは少ない。同店が3店舗目というオーナーの加藤博氏は、「賃料が抑えられる分、思い切った店が作れると考え、あえてこの立地条件で挑戦することにしました」と語る。

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炭火炙り焼と地酒 いぶしぎん 千葉店

千葉 中央区・新宿 和風居酒屋

個室空間が充実した店内。最大20人の宴会が可能だ

今年4月にオープン。駅から徒歩3分だが、住宅地への入口にあたり人通りは少ない。同店が3店舗目というオーナーの加藤博氏は、「賃料が抑えられる分、思い切った店が作れると考え、あえてこの立地条件で挑戦することにしました」と語る。

そこで、"わざわざ来てもらえる店"にするため、姉妹店でも好評の「常温薫製」のメニューを導入。肉や魚などの食材に熱を加えず薫製する手法で、旨味を閉じ込め、香り豊かな料理を提供。「飲食店で常温燻製ができる店は珍しく、千葉駅周辺ではおそらく当店のみ。ファンが着実についた感触があります」と加藤氏。周辺の住民やビジネス層で金曜日は予約でいっぱいだという。

一方で、課題の一つは平日の集客だ。そのため宴会コースを3,000円、4,000円、5,000円と充実させ、飲み放題とぐるなびクーポンでの割引をつけてアピール。さらに、客の要望やオペレーションのバランスを熟慮し、飲み放題の時間を平日限定で2時間から2.5時間に延長。3時間と長く設定するよりも酔い潰れる客も減り、お店側もゆとりあるサービスが可能になった。日本酒を480円均一で提供するサービスも喜ばれ、認知度は上昇中だ。「今後はぐるなびNEWタッチを使ってリピーター販促に取り組みたい」と加藤氏。さらなる飛躍を目指す。

ここがポイント!

「常温薫製」による「くんせい玉子」
食材に熱を通さず、燻製の香りをつける「常温薫製」のメニューが充実。他にはない味を求め、ファンが確実に増えている。「くんせい玉子」はテイクアウトも可能。
客の動向から導いた2.5時間の飲み放題
飲み放題の時間枠を研究し、長すぎず短すぎない2.5時間が最適と判断。客からも適度な所要時間が「悪酔いせず気持ちよく飲める」と歓迎されている。
エリアの特徴
最寄り駅の千葉駅周辺は、繁華街が広がり、主に学生やビジネスマンらでにぎわうが、同店があるエリアは繁華街からは離れた地域。駅至近ながら周囲は学校や住宅地が広がり、人通りが少なく、Webでの誘導が不可欠。
炭火炙り焼と地酒 いぶしぎん 千葉店
千葉県千葉市中央区新宿2-3-1 豆腐会館2F
http://r.gnavi.co.jp/a248102/