お店を強くする業務支援TOPICS 今回は「POSレジサービス」
導入店リポート:分析機能で売れ筋を的確に把握 スタッフの提案力を高める
店舗管理業務が大幅に軽減。注文や会計もスムーズに
池袋、恵比寿、新宿の3店舗すべてで「ぐるなびPOS+」を導入している「鉄板Diner JAKEN」。導入の決め手を代表取締役の川上宏光氏はこう語る。「当社では、売上管理をするうえでメニューのABC分析(商品の売上を数値化し、売れている順にグループ分けする方法)を重視しています。これまでは主に手書き伝票の集計をもとに行っていましたが、複雑な分析が難しく、集計に手間がかかるのも課題でした。それをより手軽に、詳細に分析したいと考え、『ぐるなびPOS+』を導入しました」。また、現在は様々なツールを組み合わせて管理している予約情報や顧客情報を、将来的に「ぐるなびPOS+」で一元管理できる点にも魅力を感じたという。
導入後は分析機能を活用し、売上構成比の算出や利益分析が簡単にできるようになった。「その結果をもとに、スタッフが売れ筋商品やお客様にとって“お得”な商品、店の利益が大きい商品などを的確に把握することで、戦略的に、なおかつ根拠を持ってメニュー提案ができています」と川上氏。この提案力が細やかな接客に結びつき、ひいては顧客満足度アップや再来店につながっているという。また、OES(オーダーエントリーシステム)も全店舗で導入。スタッフは導入トレーニングを経て、OES内のメニューの順序を並び替えるなど使いやすくカスタマイズ。注文業務がよりスムーズになった。特に、複数フロアで営業する池袋本店では、オーダー内容が別の階の厨房に瞬時に伝わる便利さを実感しているという。「商品数も事前に登録できるので、数量限定メニューの残数をスタッフ同士が口頭で伝え合う必要がなく、機会を逃すことなく的確にお客様に提案できます」(川上氏)。会計時は手計算が不用なため、スピーディに対応できるようになったのも大きな成果だと喜ぶ。
さらに、「いつでもどこでも各店舗の注文状況や売上をリアルタイムで把握できる」(川上氏)点も、クラウドサービスである「ぐるなびPOS+」の特長。勤怠管理機能も活用中で、これまでは手計算で行っていた集計作業が瞬時に完了するようになり、管理業務が大幅に軽減されたという。今後は、原価計算やシフト管理なども行い、より一層の業務の効率化と店舗力の向上を図っていく考えだ。
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