多彩な空間と和のコースで地域の幅広いニーズに対応

宇都宮の「ホテル・ザ・セントレ」3階にある日本料理店。日本料理の職人が揚げる天ぷらと懐石が売り。利用はビジネス層の接待が主だが、家族での祝い事や記念日、宴会での来店も多く、客層の8割以上がリピーターだ。

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治兵衛 -JIHEI-

栃木 宇都宮 日本料理

 JR宇都宮駅前から西に延びるメインストリートと、栃木県庁と宇都宮市役所を結ぶ通りの交差点にある「ホテル・ザ・セントレ」3階に、2010年オープン。日本料理の職人が揚げる天ぷらと懐石が売りで、天ぷらコースは5,400円~、懐石は4,860円~、それぞれバリエーション豊富に用意。季節ごとに内容を変えており、旬を楽しめると好評だ。利用はビジネス層の接待が主だが、家族での祝い事やカップルの記念日、宴会での来店も多く、客層の8割以上がリピーター。「“ご褒美といえば治兵衛”という認識が浸透してきたと感じます」と専務の福田治久氏は話す。

高級感ある個室。オープン当初、寿司カウンターだった空間をリニューアル

 店内には、目の前で天ぷらの調理風景を見られる和風のカウンターや、オープンキッチンが見える広々とした洋風のメインダイニングのほか、大きなガラス窓から夜景を望める少人数用のテーブル席など、様々なタイプの席を用意。料理人がキッチンから客席を見渡せるレイアウトにすることで、大箱でありながら、最適なタイミングで料理を提供できるようにしている。

 昨年秋には、近隣の神社への参拝客をターゲットに、子ども用のお祝いデザートプレートが付く「七五三懐石」(4,860円)をスタート。ぐるなびの店舗ページでもアピールし、手応えを感じている。

ここがポイント!

店の売りを盛り込んだ多彩なランチメニュー
天ぷらコースの「カウンターランチ」(1,555円)、ミニサイズの天丼、ちらし、ステーキ丼のセット「三種丼」(1,500円)など、売りを盛り込んだランチメニューが好評。
調理のライブ感を楽しめる個室が接待に好評
店内奥には、ミニキッチンを備えた最大10名収容の個室「シェフズルーム」を用意。専属の料理人が個室内で調理し、できたてを提供するスタイルで、接待に大好評。
エリアの特徴
宇都宮市本町は、役所や企業が集まる市の中心地。平日はビジネス層、休日は宇都宮二荒山神社への参拝や買い物に訪れるファミリーが多く行き交う。
治兵衛 -JIHEI-
栃木県宇都宮市本町4-11 ホテル・ザ・セントレ3F
https://r.gnavi.co.jp/e970501/
専務 福田 治久 氏(右)、料理長 飯野 耕一 氏(左)
外資系ホテル勤務を経て現職に就いた福田氏。飯野氏は和食店で修業を積んだ後、同店へ。