カキとワインにこだわり、地域に愛される店に成長!

カキ料理とフレンチをベースにしたバル「千葉葡萄酒食堂 Huitre」。カキを全国約10カ所から仕入れ、「2種の産地の生牡蠣食べ比べ」や離れでは、「焼きガキセット」も提供。持ち帰り商品の販売にも注力している。

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千葉葡萄酒食堂 Huitre

千葉 中央区新田町 バル

 JR千葉駅から徒歩7分。築40年以上の民家を改築して2011年5月にオープンした、カキ料理とフレンチをベースにしたバル。民家の温かみを残した造りが話題となり、30~50代の女性を中心に地元のビジネス層を集客している。

古い民家をリノベーション。1階(写真)はテーブル席で、2階は座敷席を備える

 売りは全国約10カ所から仕入れるカキで、「2種の産地の生牡蠣食べ比べ」(1,728円)が一番人気。2014年に建てた離れのカキ小屋(全8席)では、小屋限定の「焼きガキセット」(3,736円)で、新たなファンを獲得している。ほか、フレンチ出身のオーナー・阿部まき氏が作る「パテ・ド・カンパーニュ」や「白レバーのムース」(各648円)なども好評だ。

 さらに、この秋から導入される軽減税率によってテイクアウトのニーズが高まることを見込んで、持ち帰り商品の販売にも注力。「牡蠣の燻製」(1,620円)や「絶品濃厚ぷりん」(540円)などを用意しており、「お土産に買っていく方も少なくありません。将来的にもっと種類を増やしたいです」と、阿部氏は展望を語る。

 ぐるなびはオープン時から加盟し、宴会を中心に集客。オーダーエントリーシステムを導入し、それまで手書きの伝票で行っていたオーダーや会計がスムーズになり、サービス向上につながっている。

ここがポイント!

2種のカキの食べ比べが大人気
年間を通じて全国からカキを仕入れ、フライやパスタ、アヒージョなど様々な料理で提供。なかでも、「2種の産地の生牡蠣食べ比べ」が高い人気を誇る。
ワインは約70種類ラインナップ
ソムリエの資格も持つ阿部氏が選んだ約70種のワインも売り。フランス産を中心にそろえ、グラスは421円~、ボトルは1,620円~とリーズナブルに提供し、好評。
エリアの特徴
JR千葉駅の南側にある新田町は住宅街が広がり、飲食店やオフィスなども点在。近くには千葉市役所があり、地元住民やビジネス層の往来が多い。
千葉葡萄酒食堂 Huitre
千葉県千葉市中央区新田町35-3
https://r.gnavi.co.jp/gap9000/
オーナー 阿部 まき 氏
フランス料理店に勤務後、独立して同店をオープン。現在、県内で2号店の出店を準備中。