2019/12/20 特集

消費者の動向の変化をデータでチェック! 外食シーン&メニュー調査リポート

景気動向などから大きな影響を受ける飲食業界。外食のシーンやメニューの注文傾向はどう移り変わっているのか。そこで、「ぐるなび外食ライフスタイル調査」で得た様々なデータを紹介。長期的なトレンドを把握して、今後の店づくりの参考に!

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アルコール離れが顕著に。お1人様が増えた影響も

 DATA1は、外食をするときに食事とお酒のどちらが中心のことが多いか、2011~2018年に渡って聞いた結果。「食事が中心でお酒は飲まない」=「お酒を飲まない外食」は2011年から少しずつ増えており、外食でもアルコール離れが進んでいることがわかる。

 2011~2018年にかけて、店選びの際に「人数」の面で重視することについて聞いたDATA2では、「1人でも入りやすい」も「大人数でも入りやすい」も、全体的に右肩下がりという結果に。「1人でも入りやすい」ことを重視する人が減っている要因は、1人での外食が年々一般的になってきて、特別に“お1人様”向けの雰囲気を求めなくなったことが考えられる。また、店を選ぶ際の席のタイプ別の重視率がわかるDATA3では、「個室がある」「座敷がある」「カウンターがある」「バリアフリーがある」と、すべてにおいて2010年から下がっている傾向。「個室」「座敷」などは2018年に微増に転じたが、今後注視していく必要があるだろう。

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