2020/03/17 特集

中食のニーズが高まる中、参入前に知っておきたいこと “売れる弁当の作り方”(5ページ目)

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どんな販促が有効?

店頭・店内でのアピールと販売チャネル拡大が重要

 最後に、販促面についても触れておこう。一つは店内や店頭でのアピール。来店客や店の前を通りかかった人にポスターやチラシで、テイクアウト・デリバリー弁当のメニューを告知するほか、店頭にテイクアウト専用の窓口を設けることも一案。そうすることで、テイクアウト商品があることをわかりやすくアピールできる。また、その日の弁当を店頭やレジ付近に並べておくのも有効だ。「こうした店頭・店内の販促で、順調に売上が上がっている店はいいのですが、苦戦する場合は中食のユニークユーザーを獲得するための販促を検討する必要がある」と小林氏。近隣のオフィスや住宅へのポスティング、チラシ配り、Webでの発信など、様々な方法で弁当を販売していることをしっかり宣伝したい。

 「都市部であれば、メディアを活用した販促も考慮に入れたい」と小林氏。例えばSNSは、コストをかけずに今すぐ始められるし、Googleマイビジネスなどに登録することも、認知の拡大につながるだろう。これら販促の効果を上げるためにも、名物料理というフックは用意しておきたい。

 さらに、小林氏は「テイクアウトやデリバリーの専用サービスを活用して、販売チャネル(経路)を増やすことも方法の一つ」と提案する。こうしたサービスでは、アプリでテイクアウトの事前予約やデリバリーのオーダーから、決済までを完結させることが可能。コストはかかるが、ニーズを持つユーザーに広く告知することができる。

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