2020/11/19 特集

いつもとちがう宴会シーズンをどう乗り切る!? 2020冬 戦略的コースで売上最大化を狙う!(4ページ目)

URLコピー

忙しい忘年会シーズンも名物「食べ飲み放題」でアピール!

居酒屋 花ざかり 中洲川端店[福岡・博多]

プチカウンターも設置し、少人数にも柔軟に対応

 福岡・中洲川端駅から徒歩5分に位置する「居酒屋花ざかり中洲川端店」。博多の“元祖食べ飲み放題居酒屋”として、40~50代の男性を中心に、周辺のオフィス街に勤めるビジネス層を多く集客している。「最近はリモートワークなどで周辺企業の勤務業態が変わったこともあり、常連の一人客や2~3人のグループが中心に。そこで、テーブル席のスペースに横並びで座れるプチカウンターを設置しました」と話すのは、代表の岡山健一氏。

席の間隔を保ちながら少人数に対応すべく、1階にプチカウンターを新設。座席のレイアウトは予約状況に応じて変更している

 忘年会シーズンに向けては、さまざまな消費者のニーズを意識し、個室確約や個別盛りのコースを新たに考案。店の代名詞である2時間制の「食べ飲み放題コース」(3300円~)も、個別盛りで提供するなど工夫しながら、メインで打ち出していく予定だ。この「食べ飲み放題コース」は、約35年前に始めた名物。料理はおまかせで、60種類以上あるメニューの中から日替わりのコース仕立てで提供する。「基本的に小鉢、オードブル、サラダからスタートして、乾杯後にがめ煮、ステーキ、グラタン、焼き魚といった温かいメニューへ移っていきます。定番の唐揚げなども組み込みつつ、7~8品ほどお出ししたところで、お客様と会話をして品数をプラス。肉系、魚系、おつまみ系など、要望をヒアリングしながら好みに合わせ、お客様からストップがかかるまで、平均で12品ほど提供しています」(岡山氏)。利用する側にとっては満足度の高いセミオーダー形式でありながら、コース仕立てになっていることで、調理面では段取りや流れが組み立てやすいという。「食べ放題の料理は事前に仕込んでいるものも多いので、意外に単品オーダーより手間はかかりません」と岡山氏。また、「ズワイガニの浜ゆで」や「特選サーロインステーキ」が入る高単価の食べ飲み放題コース(5000円)も用意している。

忘年会では「お刺身の盛り合わせ」や、「和牛博多もつ鍋」(写真)か「霧島山麓豚バラ鍋」が付く食べ飲み放題コース(3,850円)が人気
  • 常連から人気のある「若鶏の唐揚げ」など、店の定番メニューは必ず「食べ飲み放題コース」に組み込み、揚げたてを提供する
  • 「博多がめ煮」などの温かい料理は乾杯後に提供。要望があれば可能な限りお代わりにも対応するなど、柔軟なサービスが満足度を高めている

 例年であれば、これらのコースで企業の宴会に備える時期だが、今年は「気の合う仲間達のプチ飲み会」「2~4名様での少人数宴会」といったキャッチフレーズでターゲットを変更。岡山氏は「来てくれる方に安心して楽しんでもらうことが次につながる。今後も世の中に寄り添いながら工夫していきたい」と、柔軟に対応していく考えだ。

居酒屋 花ざかり 中洲川端店[福岡・博多]
福岡県福岡市博多区店屋町3-3
https://r.gnavi.co.jp/f065000/
料理をおまかせで提供する「食べ飲み放題コース」が売り。1階にカウンター、テーブル席、10名まで対応可能な個室、2階に60名収容できる座敷を備え、幅広いシーンに対応する。
代表 岡山 健一氏
高校卒業後、レストランやホテルで焼肉、和食、イタリアン、鉄板焼きと、さまざまな料理の技術と接客を磨く。現在、代表兼料理長として奮闘する。

全5ページ