2020/11/19 特集

いつもとちがう宴会シーズンをどう乗り切る!? 2020冬 戦略的コースで売上最大化を狙う!(5ページ目)

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プロジェクターでリモート飲み会。密を避けながら大人数を実現!

the brides bridge ~ザ ブライズ ブリッジ~[愛知・豊橋]

結婚式での演出をヒントに新たなスタイルを提案

 愛知・豊橋駅から徒歩3分、駅前繁華街に立地する「the brides bridge」は、2015年12月オープンのイタリアン・スパニッシュの店。店内は着席150名、立食200名の貸切利用に対応できる大きさで、週末を中心に企業の大人数の宴会や結婚式2次会などの利用が多い。現在は新型コロナ感染予防を徹底するため、30~40名に来店人数を絞り、密な状況を避けて営業している。経営するeurostyle株式会社の代表取締役・市川泰麒氏は、「コロナの感染拡大以降、大人数の宴会ができない状況が続いた反動で、『春先にできなかったパーティーを改めて開催しよう』という動きも出てきており、最近は徐々に予約も増えています」と話す。

 忘年会に向けては、消費者のマインドを意識し、来店時の消毒や検温などの徹底に加え、大皿盛りだった料理を個別盛りに切り替えるなど、きめ細かに対応している。忘年会用のコースは全4種類を用意し、中でもいち押しは、「牛サーロインステーキコース」(5500円)で、メインを飾る豪快なステーキのほか、殻ごと食べられる「天使のエビ」を使ったパエリアなど、豪華な全8品のラインナップだ。

絶妙な焼き加減でやわらかく仕上げた牛サーロインステーキも、1人分ずつ切り分けて提供する
「天使のエビとムール貝のシーフードパエリア」(写真)など、コースのシメのパエリアも個別盛りに。ボリュームが少なく感じないよう、盛り付けなどにも気を配る

 加えて、今年から新たに打ち出したのが「リモート忘年会」。店内に設置したモニターとプロジェクターを使い、他会場とつないで宴会を楽しめる。同社では豊橋市内にもう1店舗、さらに名古屋市や豊田市にも系列店があるため、これらの店舗を複数つなぐことも可能で、密にならない大宴会が開催できる。「同じような試みは、以前から結婚式の演出の1つとして行われていました。これを応用して大人数の宴会ができればおもしろいと企画しました」(市川氏)。すでに会場が分かれた大人数の宴会予約が数件入っており、今後はチラシのポスティングや地元タウン誌への広告掲載などでアピールし、さらなる集客を図っていく予定だ。

店内には無料で使える2台のプロジェクターを設置。来店客が持参したスマートフォンを使用し、系列店はもちろん、別の場所にいる人と簡単にリモート飲み会を開催できる
地元タウン誌などではリモート飲み会などの宣伝に加え、感染症対策の徹底ぶりなどもアピール
the brides bridge ~ザ ブライズ ブリッジ~[愛知・豊橋]
愛知県豊橋市松葉町1-20
https://r.gnavi.co.jp/5xyt3xgy0000/
全150席を備える大箱で、アンティーク調の個室などもあり、平日は女子会や記念日の利用が多い。年齢層は30代が中心で、100種類以上をそろえるドリンクの豊富さも好評。
代表取締役 市川 泰麒氏
イタリア料理店などで修業後、豊橋市内に1号店をオープン。現在、愛知県内で飲食店を6店舗展開する一方、POSレジの販売業なども手がける。

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