地元の食材を使った会席とぜいたくな空間で集客

ANAクラウンプラザホテル岡山の20階にある「和食ダイニング 厨せん」。本格的な和食と鉄板焼きや、市内を一望できるぜいたくな空間を売りに、接待や慶事を中心に利用されている。

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ANAクラウンプラザホテル岡山 和食ダイニング 廚せん

岡山 岡山駅西口 日本料理

 2020年8月に開業15周年を迎えたANAクラウンプラザホテル岡山。その20階にあるレストラン「和食ダイニング廚せん」は、本格的な和食と鉄板焼きが楽しめ、平日はビジネス層の接待、土・日曜日や祝日は慶事などを中心に利用されている。

ホテルの20階にあり、大きな窓がある個室のテーブル席からは岡山市内が一望できる

 料理は、昼は御膳(2, 500円~)、夜は会席(6,200円~)が中心で、15周年を記念して始めた「ぼっけえ会席」(6,200円)が好評だ。「2020年1月から始めた『ぼっけえ会席』は、サワラや黄ニラなど岡山産の食材や郷土料理に特化し、料理の内容はほぼ月替わり。特に県外のお客様に人気です」と、レストラン支配人の砂山重人氏は語る。また、昼は平日限定の「SEN御膳」を2, 500円と手ごろな価格で提供し、ぜいたくな空間でゆったりランチが楽しめると多くの女性でにぎわう。さらに、クリスマスに向けては「X'mas和洋KAISEKI~星宙~」(12,000円)、年末年始は「特別会席」(7,000円~)なども用意し、利用を促している。

 ぐるなびでは店舗ページで会席を打ち出すほか、「ぐるなびウエディング結納・顔合わせ」も活用。和室やテーブル席の個室をアピールして、ハレの日の予約を獲得している。ホテル全体として、今後は需要の高まる食事付き宿泊プランに力を入れていく方針だ。

ここがポイント!

地元の食材と郷土料理をそろえた会席が好評
岡山弁で「すごい」を意味する「ぼっけえ」を冠した「ぼっけえ会席」は、ホテル開業15周年を記念してスタート。地元の食材や郷土料理に特化し、アピールに成功した。
あらゆる利用シーンに対応する空間が売り
接待に使える個室のほか、デートにピッタリの夜景の見えるテーブル席、慶事用の和室(写真)、鉄板焼きが楽しめるカウンターなどを備え、多様なシーンに対応する。
エリアの特徴
岡山駅は新幹線が乗り入れる中国・四国地方のターミナル駅で、周辺は商業施設が充実。西口エリアは店舗が集中する東口と違い、落ち着いた雰囲気がある。
ANAクラウンプラザホテル岡山 和食ダイニング 廚せん
岡山県岡山市北区駅元町15-1 20階
https://r.gnavi.co.jp/m8tts99s0000/
レストラン支配人 砂山 重人 氏
長年ホテル業界で勤務し、ブライダル部門も経験。ホテル内レストランを統括している。