2021/04/27 特集

あなたのお店の料理を“半逆光のスマホ撮影”でさらにおいしく!目からウロコのSNS写真術

Instagramなどを活用した販促の重要性が増す中、SNSでのアピールを高めるためには、写真のクオリティーも重要。スマートフォンできれいな写真を撮影する方法を飲食店の協力のもと、プロカメラマンに教えてもらった。

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更新日:2023.12.18

料理編基本テクニック① 逆光or半逆光で撮る

 飲食店がSNSに投稿する写真で、圧倒的に多いのが料理。カメラマンの岡村智明氏によると、「料理をおいしそうに撮影するために大事なのは、まず光と明るさ」。そして、「逆光か半逆光で撮ると良い」と話す。逆光は被写体の後ろから、半逆光は斜め後ろから光が当たる状態で、「陰影が付いて立体感が出ます」(岡村氏)。ただ、逆光はコントラストが強くなり、料理によっては向かないケースも。そのため「基本的に半逆光がおすすめ」だという。

 実際にスマホで料理を撮影するときは、「窓がある店なら、日中に自然光の入る窓際で撮るのがベスト」と岡村氏。太陽のやわらかい光が料理を明るく引き立たせてくれる。またその際、店内の照明は全て消すことも重要だ。自然光が入らない店であれば、料理に対して斜め後ろから照明の光が当たり、やわらかな影ができるような場所を探して撮るのがポイントとなる。

自然光で撮影するとやわらかい陰影ができ、“映える料理写真”になる。その際、太陽の光と蛍光灯など人工の光が混ざると違和感のある写真になるため、店内の照明は全て消しておく
窓際のテーブルに料理を置き、斜め後ろから光が当たるようにして撮る。手ブレを抑えるために、スマホを両手でしっかり持って撮影することがポイント
店内の照明を使って撮影する場合も、半逆光のライティングを意識することが重要。自然な影ができて立体感と臨場感が生まれ、おいしそうに見える写真を撮ることができる!
  • 立体感がなくなってしまうため順光はNG。フラッシュも色調が飛んでしまうため使わないほうが良い
  • 照明の真下は陰影が出ないので、置く位置を変えながら、なるべく斜め後ろから光が当たる場所を探す
料理が暗い場合はスマホの露出補正機能が有効。iPhoneならピントを合わせたい部分をタップすると、黄色い枠とその横に太陽のマークが表示され、これを上下に動かし、明るさを調整することが可能だ
ご協力いただいたのは…

洋風ダイニング キッチン みのるや
【東京・池袋】
東京都豊島区池袋2-32-6 東興マンション別館1F
https://r.gnavi.co.jp/myj7d9en0000/

オーナー 磯俣 稔 氏
高校生のときのステーキ店、焼き鳥店などのアルバイトを経て飲食業界へ。その後、イタリア料理店やしゃぶしゃぶ店、カフェなどで働き、2016年3月に独立開業し、「キッチンみのるや」をオープン。

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