Vol.9
本格的なイタリア料理から親子で楽しめるメニューまで、ニーズに応えた料理教室を展開
プロのコツの伝授が好評。店への好感度もアップ
レストランが軒を連ねる商業施設の一画。近隣にはオフィスタワーと高層マンションが建ち並び、若いファミリーが多く居住するエリアだ。そうした人々を店に呼び込むきっかけを作るため、2年前に料理教室を開始した。店長の浦田竜市氏は、「きちんとイタリアンを習いたい人もいれば、子供と一緒に楽しみたい人もいます。どちらにも応えたいので、本格的な料理の翌月は子供向けにするなど、バランスをとりながら毎月開催しています」と語る。毎回、アンケートで希望のメニューを聞き、次のレッスンメニューを構成。基本は料理とスープ、料理とスイーツなど2品で、1品は一緒に作ってもらい、もう1品はデモンストレーション形式で教える。取引先の青果店が「料理教室を応援したい」と提供してくれる野菜を土産に付けて、参加費は1人(1組)3500円(※通常は2000円)とお値打ちだ。