駅至近の広い空間を活かし、結婚式二次会を獲得！

ぐるなびWEDDING 二次会

大陸まんま

大阪・新大阪

180人までの立食に対応。進行管理も店がサポート

東海道・山陽新幹線の発着駅として、日本の東西を結ぶ新大阪駅。同駅から徒歩７分のオフィスビル３階に、着席１５０人・立食１８０人に対応する広い空間を有するのが「大陸まんま」だ。2004年10月のオープン以来、「揚げ茄子と豚バラの生春巻き」などエスニック系の創作料理を提供し、宴会の利用を中心にビジネス層に利用されている。

そんな同店が結婚式二次会の利用に力を入れ始めたのは、オープンから約１年後。「周辺には結婚式場となるホテルやゲストハウスが多く、一方で、当店のような広い空間や席数を持つ飲食店は少ない。オープン当初は二次会での利用は考えていませんでしたが、お客様からの問い合わせが増えたことでニーズに気づきました」と店長の山本 孝氏。さらに、周囲がオフィス街のため土・日曜日の集客に苦戦していたことから、「土・日・祝日を完全予約制にし、結婚式二次会やパーティの専門店として営業することにしました」（山本氏）。

最初はブライダル専門誌に情報を掲載し、２００６年には「ぐるなびウエディング二次会」にも加盟した。同ページには料理や設備の情報はもちろん、二次会を行う際の店内レイアウトのイメージ図も掲載。また、平日の営業時には、店内にウエディング二次会利用をアピールするPOPを飾るほか、実際の会の写真を店のフェイスブックで発信するなどして、認知を拡大。現在では、春・秋のウエディングシーズンに月10件の結婚式二次会を獲得している。

接客やサービス面は、利用客のニーズや実際の会での経験をもとにノウハウを蓄積しており、プランに反映。現在は二次会用に「シンプルプラン」（４８００円）と「スタンダードプラン」（５８００円）の２種類のプランを用意。特に後者は、ウエディングケーキの提供やＢＧＭの準備・操作、プチギフトの手配といったオプションが付くほか、会の進行管理も店がサポートする。これにより、幹事の負担が軽減されるだけでなく、店側も準備がしやすく質の高いサービスにつながっている。

「大切なのは、新郎新婦、幹事、ゲストの全員に『この店でやってよかった』と思ってもらうこと」と山本氏。今後も利用者のニーズをサービスに反映させ、“ブライダルならではの非日常感”を感じてもらう演出や接客を心がけながら、利用を促進していく。