「外国人歓迎」をアピール!外国語メニューで接客力もアップ

横浜の「居肴屋 くすくす」は、ぐるなび大学のインバウンドセミナーを受講。「ぐるなび外国語版」で人気メニューを登録し、ページをプリントアウトして外国語メニューブックとして使い始めた。

URLコピー

インバウンド獲得対策の今─ vol.31

店頭で「外国人歓迎」を熱烈アピール! 外国語メニューで接客力も大幅アップ

年々増加傾向にある訪日外国人観光客(インバウンド)。ビジネス等で長期在日する外国人も対象に、言葉の違い、文化の違いを乗り越え、様々な工夫で集客を図る飲食店の取り組みをレポート。

焼酎や日本酒の瓶が並ぶ棚。帰り際にここで記念撮影をする外国人も多い

インバウンドセミナーを機に、外国人集客に本腰を入れる

「気軽に利用できる大人のための店」をコンセプトに、目にも美しい創作和食を高級感ある大小の個室で提供する「居肴屋 くすくす」。食材には特にこだわり、佐島(神奈川)や函館の漁港から直接仕入れる魚介、熊本直送の馬刺し、鎌倉野菜などをそろえてファンをつかんでいる。「来店動機のメインは、40代以上のビジネス層の接待。魚や野菜の串焼き、寿司、天ぷらなど外国人が好むメニューが豊富なので、気軽に外国人を連れてくるお客様も多いですね。特にすき焼きはシェアして楽しまれるほか、コース利用も好調です」と、店次長の雨宮 久氏。

以前より、外国人の接客は海外での駐在経験がある雨宮氏を中心に行っていたが、年々アジア系をメインとするフリーの外国人客が増えてきた。「これからはスタッフ全体の接客力の向上が必須と痛感するようになり、近年、アルバイトは外国語に対して苦手意識のない学生を採用するようにしています」と雨宮氏。また、2016年3月に横浜で開催された、ぐるなび大学のインバウンドセミナーも受講。これを機に意識が変わった雨宮氏は、さっそく、「ぐるなび外国語版」で人気メニューの登録を行い、ページをプリントアウト。写真入りの外国語メニューブックとして使い始めたところ、店全体の接客オペレーションが格段に向上。外国人客の『伝わらないから注文しない』という状況がなくなったという。

店外では、ビルの入口に外国人向けの立て看板を設置し、Wi-Fiやクレジットカードが使えることをアピール。さらに、店内ではリクエストが多い個別会計にも応じ、外国人客の獲得とともにリピーターづくりに力を入れる。近々には「人気料理3品+ドリンクで2000円」といった外国人向けの気軽なセットも設定し、ちょい飲みや2軒目使いを提案したいと考えている雨宮氏。「外国人客は、今まで以上に売上アップの重要な柱になってくると思います。当店のすぐそばにあるイングリッシュパブは、週末ともなると外国人客であふれている状況。そんなお客様も取り込めるようなアイデアと販促で、外国人の集客に力を入れていきたいですね」と語る。

店が入るビルの入口に様々な看板を設置。外国人向けに特化したものも置いている
ビル3階の店の入口でも歓迎の意を示し、Wi-Fiの存在もあらためてアピール
「ぐるなび外国語版」メニューページをプリントアウトした外国語メニューブック。売りの料理をしっかりアピール
日本酒と焼酎は、外国人客にも大人気。瓶のラベルの写真とともに銘柄を紹介
外国人客の一番人気は、黒毛和牛のすき焼き。コース利用も多い
「ぐるなび外国語版」の店舗ページ。クーポンには1ドリンク無料の特典を設定している
居肴屋 IZAKAYA くすくす 横浜鶴屋町店(神奈川・横浜)
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-13-3 渡辺ビル3F
http://r.gnavi.co.jp/p854601/
JR横浜駅西口から徒歩2分のビル3階にあり、手作りの創作和食と高級感のある個室で明確な売りを作る。店のある鶴屋町は飲食店が多い繁華街。再開発中で、新店舗も続々進出している激戦区だ。
店次長 雨宮 久 氏
旅行会社のツアーコンダクターや海外駐在員などを経験後、飲食業に転身。現在は店次長として店の運営に関わる。「お客様に喜ばれること」を常に考え、人材育成にも力を入れている。

インバウンドとは?
「海外から日本へやってくる外国人旅客」のこと。2013年には1964年の統計以来、初めて1,000万人を突破。そして2014年には1,341万人に達し、2015年は1,973万人を記録。2016年3月30日には政府より、2020年に4,000万人、2030年に6,000万人という目標が発表された。今後も増加が予想されるインバウンドの集客は、飲食店にとって重要な課題のひとつだ。

受講無料 ぐるなび大学「インバウンド対策セミナー& 外国語版メニュー登録・更新会」

ぐるなび大学では、外国人観光客の受け入れ準備のための講座として、「インバウンド対策セミナー&外国語版メニュー登録・更新会」を全国各地で開催。第一部の「インバウンド対策セミナー」は、訪日外国人の状況、ぐるなび外国語版の活用方法のほか、「外国人を集客するために何が必要か?」「来店時に戸惑わないための準備とは?」といった基本を学べる内容。また、第二部の「外国語版メニュー登録・更新会」では、実際に店舗IDでログインし、インストラクターの案内のもと、その場でぐるなび外国語版のメニュー登録ができる内容になっている。

ぐるなび外国語版では、日本語入力で4言語でのメニュー表示が可能(ページ下部の囲み参照)。ぜひこのセミナーを活用し、今後のインバウンド受け入れ準備につなげていただきたい。

※参加無料。対象はぐるなび加盟の飲食店様となります。
※詳細はぐるなび担当営業、Webもしくは電話でお問い合わせを。

メニュー情報を多言語で発信可能に「ぐるなび外国語版」の「メニュー情報一元変換システム」で食材から調味料、調理方法までメニュー内容を発信!

ドリンクやコースも登録可能!

メニュー表記の一例
ドリンク表示の一例

「ぐるなび外国語版」では、2015年4月1日より多言語変換機能である「メニュー情報一元変換システム」を付与。1つの料理に対して、食材から調味料、調理法までを、オリジナルに開発した「メニュー辞書」によって、「ぐるなびPRO for 飲食店」の管理画面から日本語を選択するだけで多言語(現在は英語、韓国語、中国語の繁体字・簡体字の4言語)に変換可能に(単品のドリンクメニューやコースメニューも登録可能)。

飲食店が、正確に詳細なメニュー情報を多言語で発信することにより、外国人にとっては飲食店選択の幅が大きく広がり、飲食店にとっては新たな集客の柱として、年々増加する訪日外国人の取り込みにつながることが期待される。また、メニューページをプリントアウトすれば、そのまま店で「外国語のメニューブック」として使えるほか、タブレットがあれば来店客の目の前で操作してすぐ見せることもできる。

ぜひ「ぐるなび外国語版」の「メニュー情報一元変換システム」を、外国人へのアピールおよび受け入れに活かしていただきたい。内容の詳細は担当営業またはサポートセンターまでお問い合わせを。

ぐるなびPRO for 飲食店 URL http://pro.gnavi.co.jp
ぐるなび外国語版 URL https://gurunavi.com

ぐるなびによる訪日促進サイトJapan Trend Ranking

「行ってみたい日本、もう一度行きたい日本へ」をコンセプトに、ぐるなびが2013年4月25日に開設した、日本の今の魅力を伝えるWebサイト。全国50万件の飲食店情報と、全市区町村の生産者とのネットワーク、約2万人のシェフのコミュニティを有するぐるなび独自の情報を駆使し、海外や外国人に対して正しい日本食や食文化を発信。海外における“日本のファン”作りを狙い、訪日外国人観光客のさらなる拡大を目指している。

サイトでは、日本の伝統料理やご当地グルメのほか、名所旧跡、温泉、文化・芸能や、ショッピング、四季のイベントなど、日本全国の最新トレンドをランキング形式で紹介。また、会員(登録無料)になることで様々なキャンペーンへの参加が可能となる。サイトの随所に「ぐるなび外国語版」への誘導口を設け、店舗ページの閲覧も促進している。

タイ語版トップページ

http://fr.sushiandsake.net/(フランス語版)
http://tw.sushiandsake.net/(台湾版)
http://hk.sushiandsake.net/(香港版)
https://sg.sushiandsake.net/(英語版)
https://th.sushiandsake.net/(タイ語版)
https://sushiandsake.net/(ロサンゼルス版)

拡大する訪日外国人マーケットに対応しませんか?
楽天ぐるなび外国語版はお店の売上促進を支援します

詳細はこちら

※本記事の情報は記事作成時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報はご自身でご確認ください。

ぐるなび通信をフォローする