2020/09/15 特集

「SNS」をフル活用! 投稿のクオリティを上げ顧客をつかむ(3ページ目)

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【何を、どう投稿する?】“情報提供型”の投稿で関心を高め表示される優先順位を上げる

表示は時系列ではない!仕組みを知って運用する

 実際の投稿にあたっては、次のページの「投稿のコツ①~⑤」を参照してほしい。その前に、SNSのフィード(フォローしたアカウントの投稿が流れてくるページ)の仕組みを押さえておこう。「投稿がフィードの上位に表示されればされるほど、ユーザーの目にとまりやすくなります。Instagramでは、投稿の新しさ(時系列)、アカウント同士の関係、ユーザーの関心という3つの基準で表示の優先順位が決まります。関係とは、投稿者とどれだけ関わりがあるかということで、コメントをしたり(されたり)、いいねを押したり(押されたり)と、過去にアクションを多く起こしているアカウントの投稿が優先的に表示されます。また、『いいね』や『コメント』『コレクション(保存)』の数が多いほど、たくさんのユーザーの関心を集める投稿とされ、こちらも優先されます」(坂本氏)。

 この基本ルールのほかにも、明らかにされている仕組みがあるので3つ紹介する。1つは、「積極的にアクションを起こしているユーザーの投稿は優先される」こと。「定期的にアプリを開き、フォローしているユーザーの投稿に『いいね』や『コメント』をしましょう」(坂本氏)。

 次に、ユーザーが見ている時間が長い投稿は重要視され、ほかの投稿も優先的に表示されやすくなるため、1つの投稿に対して画像を複数枚投稿するなど、ユーザーの閲覧時間を長くする工夫をしたい。

 3つ目は「通常投稿のみ、ストーリーズのみなど、特定の機能だけを利用するユーザーは優遇されない」ということで、機能をまんべんなく使う必要がある。ちなみに坂本氏によると、この表示ルールはFacebookもInstagramとほぼ同じ仕組みで、Twitterも両者のルールに沿いつつあるという。

 以上のように、フィードに優先的に表示されるためには、ユーザーの関心を集めることが必須だ。「投稿には直接宣伝型、間接宣伝型、情報提供型、日常型の4パターンがあります。特にInstagramの場合、情報提供型の投稿はユーザーの関心も高く、コレクション(保存)されやすいため、結果的に表示の優先順位が上がります」(坂本氏)。情報提供型とは、ユーザーにとって役に立つ情報。例えばレシピ紹介などだ。「自店で開発したメニューの作り方を公表することには抵抗感があるかもしれませんが、コロナ禍で内食の需要が高い今、レシピはユーザーのニーズも高いため、好感度が高まります。それが、この先の集客につながるでしょう」と坂本氏は話す。

 先述したように唯一、LINEはすでに来店経験のある人に対して効果的なツールであるため、直接宣伝型投稿が有用。「クーポンの配信や、季節限定フェアの案内など、ユーザーへの直接的なアピールに使いましょう」(坂本氏)。

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