2021/04/13 特集

子ども連れファミリーの心をつかむ! 空間、サービス、メニューの配慮で集客アップ(2ページ目)

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母親としての経験を空間や接客に生かして親がくつろげる店に

CoCoLabo【千葉・柏】

子どもの年齢に合わせた2種類のスペースを用意

 「子育て応援」をコンセプトに掲げて、2017年7月、千葉・柏の幹線道路沿いにオープンしたダイニングカフェ「CoCoLabo」。「お子さんを連れたお母さんが、できるだけストレスを感じずに外食できるような店にしたいと考えました」と語るのは、現在、6歳の子どもの母親でもあるマネージャーの竹村真弓氏。ベビーカーでも気軽に来店してほしいと考え、テーブルの間隔に余裕を持たせるほか、キッズスペースには0~1歳の赤ちゃん専用の「ベビーエリア」を併設。「赤ちゃんとそれ以上のお子さんが同じ場所にいるとケガなどの原因になるので、エリアを分けました」と竹村氏。さらに、店内3カ所に設置したモニターには、子ども向けの映像を流しており、来店客からの要望に応じて、映像の変更にも対応している。加えて、キッズスペースの奥にはおむつ交換台を備えた授乳室があり、鍵をかけて入れるのでゆっくり安心しておむつ替えや授乳ができると好評だ。

キッズスペースは、0~1歳用のベビーエリア(右)と2歳以上のエリア(左)に分かれており、それぞれの年齢に適したおもちゃが置かれている。モニターでは子ども向けの映像を流している
  • ベビーエリアには、チェーンや工具など、乳幼児が興味を持つアイテムを壁に付けている
  • 鍵付きの授乳室の中には、おむつ替えの台や使用済みのおむつ用のごみ箱も用意している

 また、キッズメニューは「ハンバーグプレート」と「カレーライスプレート」(各510円)、「和風だしうどん」(450円)の3種を用意し、全てにドリンクが付く。「お子さんによってアレルギーや好き嫌いがあるので、各メニューに使っているアレルギー物質を表示するほか、離乳食の持ち込みもOKにしています。『子どもに分けて食べさせたいので、自分のご飯を大盛にしたい』といった要望にも柔軟に対応しています」と竹村氏は語る。このほか、自家製ワッフルやアイスが入ったデザートの「サプライズプレート」(880円)は、子どもの誕生日のお祝いに利用する人も多いという。

未就学児を中心に人気の「ハンバーグプレート」。子どもにアレルギーがある場合には、使う食材などを柔軟に変更している

 オープン後、「子育て応援」という明確なコンセプトが話題となり、地元誌や地域の子ども連れ向け飲食店を紹介する冊子にも掲載され、認知度がアップ。ぐるなびやSNSでメニューや子ども向けのサービスをアピールしたこともあり、地元の子育て世代を中心に次第にリピーターが増加。昼は乳幼児を連れた20~30代の女性、夜はファミリーの集客に成功している。今後はスタンプカードの作成も検討しており、子ども連れに喜ばれる特典を付けてリピーター獲得につなげたいと考えている。

CoCoLabo【千葉・柏】
千葉県柏市中央町6-18 1F
https://r.gnavi.co.jp/cuv3mwbr0000/
JR柏駅から徒歩6分の大通り沿いに立地。近隣には幼稚園や産婦人科医院があり、子ども連れも多く来店。テイクアウトでも2種類の「Kids弁当」を販売している。
マネージャー 竹村 真弓氏
オーナーの夫とともに地域に根付いた店づくりを進める。6歳の男の子の母親でもあり、自身の子育ての経験をサービスに生かしてファンを獲得。

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