2021/04/13 特集

子ども連れファミリーの心をつかむ! 空間、サービス、メニューの配慮で集客アップ(3ページ目)

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遊び心のあるメニューが親子連れに人気

九州 弁天堂 mozoワンダーシティ店【愛知・名古屋】

子育て中の女性スタッフの細やかな気遣いも好評

 愛知・名古屋市の郊外にある大型商業施設「mozoワンダーシティ」の飲食店フロアにある「九州弁天堂」は、福岡市に本社を置く株式会社ジェイ・アークが2015年9月にオープンしたカフェレストラン。

子ども向けサービスをまとめた表を店頭に掲示し、気軽な入店を促している

 オープン当初から子ども連れもターゲットにしており、子ども向けに「スペシャルプレート」(680円)や、「お子様うどんプレート」(480円)など5種類のプレートと、「お子様ポテトフライ」(200円)など4種類の単品メニューを用意している。

ハンバーグなど、子どもが好きな料理を集めた「スペシャルプレート」(左、680円)や、未就学児でも食べやすい「お子様うどんプレート」(右、480円)などを用意し、子ども連れに喜ばれている

 この子ども向けメニューの中で話題になっているのが、「お絵描きパンケーキプレート」(580円)だ。パンケーキにチョコペンで絵を描いて楽しんでもらいたいと考案したもので、パンケーキ2枚に、ホイップとメープルシロップ、ゼリー、オレンジジュースが付いており、未就学児を中心に人気が高い。ほかに、アレルギーを持つ子どもに配慮し、卵や小麦粉など8種のアレルギー食材不使用の「カレープレート」(480円)を用意して好評を得ている。

「お絵描きパンケーキプレート」(580円)。チョコペンを使ってパンケーキに絵や文字を描いて楽しめる
子ども向けの「カレープレート」(480円)は、低アレルゲンメニュー。卵、乳成分、小麦粉、そば、落花生、エビ、カニ、大豆を使用していないことをメニュー表にも明記

 また、子ども向けメニューを注文した人には、いろいろなおもちゃが入った箱をスタッフが席まで持っていき、好きなものを一つプレゼントしている。「小さなお子さんは、料理を待っている間や、食事が終わった後などに飽きてしまいがち。そんなときにおもちゃで遊んでもらえれば、親御さんも落ち着いて食事が楽しめると考えて始めました。店内で遊んでもらうことを前提にしているので、大きな音が出たり、飛ばして楽しむようなおもちゃは入れていません」と、店長の福永隆一氏は語る。

子ども用メニューを注文した人には、おもちゃをプレゼント。店内で遊ぶことを意識して音が出ないものが中心

 そして、子ども連れの接客で心強い存在が、子育てを経験しているパートスタッフの存在だ。「小さな子どもがいるテーブルに汁ものをサーブするとき、子どもの手が届かない場所に置く」といった細かな気配りを主体的に行ってくれるという。「小さなお子さんを持つ親御さんが、安心して食事を楽しめるよう、できることは何でもしたい」(福永氏)と、今後も子ども連れのニーズに応えられる店づくりを進めていく。

九州 弁天堂 mozoワンダーシティ店【愛知・名古屋】
愛知県名古屋市西区二方町40 mozoワンダーシティー1F
https://r.gnavi.co.jp/r0xzjw4e0000/
名鉄・上小田井駅から徒歩5分の商業施設1階に2015年オープン。九州各県の食材を使った和・洋食のメニューをそろえ、近隣に住むファミリーを中心に集客している。
店長 福永 隆一氏
高校卒業後、印刷会社で3年半勤務した後、地元・福岡のバーに転職。その後、経営母体である株式会社ジェイ.アークに入社し、2015年から現職。

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