2017/06/20 特集

普通の店からワンランクアップ!きれいな言葉で、感じのいい店

正しい日本語、きれいな言葉遣いで行う接客は、店の印象や来店客の満足度を高める重要な要素。そこで接客コンサルタントの尾形圭子氏に、「ワンランクアップの店」になるための接客用語を教えていただいた。

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正しい日本語、きれいな言葉遣いで行う接客は、店の印象や来店客の満足度を高め、ひいては再来店や売上アップにもつながる重要な要素。にもかかわらず、知らず知らずのうちにNGフレーズが使われていることも多い。そこで接客コンサルタントの尾形圭子氏に、「ワンランクアップの店」になるための接客用語を教えていただいた。

今回話を聞いたのは…株式会社ヒューマンディスカバリー 代表取締役 尾形圭子氏
戦略的マナー講師、キャリアコンサルタント、僧侶。航空会社で接遇の精神と技術を身につける。その後、大手書店で人材育成と店舗販売部門を経験し、外資系化粧品会社を経て2000年に独立。「航空会社からマナー講師へ」という経歴だけでは実現できない、現場感覚を活かした実践的な接遇マナー、電話応対、リーダー養成、OJTなどの研修と、専門性の高いコンサルティングを展開している。著書は20冊を超え、テレビ・ラジオ出演、雑誌への寄稿も多数。主な著書に「イラッとされないビジネスマナー」(サンクチュアリ出版)「クレーム電話完全対応マニュアル」(かんき出版)など。2017年3月には「接客用語辞典」(すばる舎)上梓。
http://hdi-consul.com/

Introduction 代表的なNGフレーズは、よく聞く「バイト敬語」

飲食店スタッフがよく使うフレーズの中に、ていねいに言おうとして、逆に間違ってしまう言葉がいくつかある。いわゆる“バイト敬語”だ。その5つの代表例を、株式会社ヒューマンディスカバリー代表取締役の尾形圭子氏は、次のように指摘する。
・「お飲み物のほうはいかがですか」
・「以上でよろしかったですか」
・「こちらがコーヒーになります」
・「1000円からお預かりします」
・「○○様でございますか」

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