2020/10/09 特集

今やるべき衛生対策〈前編〉 “クリーンな店”のつくり方(5ページ目)

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チェック表で確認・記録。全員の衛生意識向上を

 クリーンネスとクレンリネスの実施方法が明確になったら、それを継続していくことが重要だ。継続のためには、チェック表が有効。掃除や消毒をする箇所と頻度が一覧になった表を作り、実施したら担当者の名前を書く。チェック表の空欄が続くようなら、なぜ実践できないのか、どこに問題があるかを話し合い、スタッフに根気よく周知していく必要がある。

 「その中心となるのは店長」と山本氏。「衛生面の問題点を指摘するだけはなく、店長が実際にやってみせたり、成果をほめて育てていくことが不可欠。どうすればより“クリーンな店”にできるか、よりお客様に安心してもらえるかというテーマで、スタッフから意見を出してもらうのもよいでしょう。スタッフ全員の衛生意識の向上にもつながります」(山本氏)。冬を迎える前に、いま一度、衛生対策を見直し、スタッフ全員で共有する場を設けて、“クリーンな店”を作り上げてほしい。

店舗の衛生対策を成功させるには、スタッフ全員の意識改革が必要。店長を中心に、問題点や改善点などを話し合ってみよう

こちらもチェック! 経済産業省やNITEが、新型コロナに有効な消毒薬をホームページで公表

 新型コロナ対策として、さまざまなシーンで利用されているアルコール消毒薬。一方で、アルコール以外にも消毒薬の選択肢を増やすため、製品の安全性などを評価・情報提供する(独)製品評価技術基盤機構(NITE)が、経済産業省の要請で、消毒薬の有効性を評価。ホームページにて、新型コロナに有効な消毒物質の一覧を公表している。

 新型コロナへの有効性が認められたのは、アルキルアミンオキシド(0.05%以上)など9種類の界面活性剤と、次亜塩素酸水(次亜塩素酸ナトリウムとは別のもの)。詳細は、下記のホームページをチェック!

●経済産業省
https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626012/20200626012.html

●(独)製品評価技術基盤機構(NITE)
https://www.nite.go.jp/information/koronataisaku20200522.html

NITEのホームページでは、今回有効性が確認された界面活性剤が含まれる洗剤の製品リストも公表している。自店で使う洗剤選びの参考にしていただきたい。
https://www.nite.go.jp/information/osirasedetergentlist.html

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