2019/11/12 特集

アルコール離れに負けない! お酒が売れる店(4ページ目)

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【多彩なハイボール】本格中華にぴったりのハイボールを約50種提供。アルコール注文率もアップ

縁China【新潟・中央区】

月替わりのハイボールも季節を意識して女性に人気

 新潟駅万代口から徒歩5分の場所にある「縁China」は、周辺に本格的な中国料理を出す店が少ないことに着目し、2017年6月にオープン。約25年、中華一筋の店長・赤川秀樹氏が腕を振るう。系列店「縁~ENISHI~」が、“新潟初のハイボール酒場”として黒豚メンチカツとハイボールをメインに据え、人気店となったことから、「縁China」では「中華×ハイボール」をコンセプトに打ち出した。赤川氏は「スパイシーでパンチのある中華には、炭酸の強いハイボールがとてもよく合います」と話す。オープン前には台湾を視察し、内装は本場の店をイメージ。20代後半~50代と幅広い客層を集客し、女性が半数を超える。カウンター席のみの1階では料理提供の際など、来店客と積極的にコミュニケーションを取り、女性1人の常連客も多いという。

 売りのハイボールは約50種をそろえ、定番の「ビームハイボール」「角ハイボール」(各418円)のほか、クエン酸を加えた「お疲れ酸ハイボール」(495円)や、「タウリンハイボール」(550円)などが人気だ。また、季節のフルーツを使った月替わりのハイボールも2種提供。果実感にこだわり、毎月3~4種のフルーツを試作し、開発している。すべて通常の2.5~3倍の「ジャイアントサイズ」に変更可能で、写真映えを狙った注文も多く入る。

(右)もも太郎ハイボール 495円(中)巨峰ハイボール 660円(左)ビームハイボール 418円 「ビームハイボール」は強炭酸で提供。月替わりの「巨峰ハイボール」は、巨峰3粒をすり潰して加える。「もも太郎ハイボール」は、新潟のご当地アイス「もも太郎」が丸々1本入ったインパクトのあるビジュアルが人気
旬のフルーツを使った月替わりのハイボールも2種提供。ファーストオーダー時におすすめし、特に女性に好評だ

 料理はハイボールとの相性を考えて用意。あふれ出す肉汁とスープが自慢の「汁ジュー汁ジュー 黒豚“ビーム”小龍包」(550円)には「ビームハイ」をおすすめするなど、メニューブックでは人気の点心メニューをハイボールとのペアリングでアピールする。その効果もあって現在、フード対ドリンクの売上比率は5対5、アルコールのオーダー率は9割に達する。

 「今後は、ハイボールはもちろんですが、ワインや人気のレモンサワーと中華のペアリングも提案していきたいと考えています」と赤川氏。様々なアルコールドリンクと中国料理の組み合わせを、さらに追求していく。

  • メニューブックでは、ハイボールに合う点心料理を提案。思わず合わせて頼んでしまうような工夫をしている
  • 「新潟“新”名物 黒酢から揚げ」(396円)も注文率の高い看板。黒酢にしょうゆなどを合わせたタレで酒が進む
一番人気の「新・チャオズ餃子」(308円)。皮から店舗で手作りし、ハイボールに合うたっぷりの肉汁が特徴だ
縁China【新潟・中央区】
新潟県新潟市中央区東大通2-2-3
https://r.gnavi.co.jp/rbr1hvgm0000/
1階はカウンター席で、リピーターの1人客やカップルが多い。2階は最大24名収容できるテーブル席で、ビジネス層の宴会にも使われる。周辺にはホテルも点在し、出張客も多い。
店長 赤川 秀樹氏
新潟県出身。20歳から新潟の中国料理店で勤めた後、横浜の有名店で10年間勤務。新潟に戻り、同店のオープン時に店長に就任。

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