2020/10/27 特集

いま好調な店はココが違う!【第3回】店を支える看板メニュー(4ページ目)

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色鮮やかで写真映えも◎。もちもち皮の桜色の小籠包が注文率100%の名物に!

神楽坂チャイニーズ 結華楼~Yuikarou~[東京・新宿]

抹茶やカニ味噌を使った、オリジナル小籠包も好評!

 台湾などの名店で修業したオーナーシェフ・齊藤雄史氏の本格中華が堪能できる「神楽坂チャイニーズ 結華楼~Yuikarou~」の名物は、見た目にもインパクトのある桜色の「神楽坂小籠包」(4個715円~)。「独立する際に看板メニューとして開発しました。美しい桜並木に魅せられて神楽坂に出店したこともあり、メニュー名に地名を入れました」と齊藤氏は語る。

【POINT】上品な桜色の皮は弾力ある食感!

神楽坂小籠包(中央)、抹茶小籠包(左)、蟹小籠包(右)(写真は「3種セット」。コースのみで提供)/店の代名詞になっている優しい桜色の「神楽坂小籠包」。ほか、皮と餡に抹茶を使ったものや、カニの身と味噌を使ったものも
  • 小籠包はオーダーを受けてから一つずつ作る。光が透けて見えるほど皮を薄く伸ばしてから、餡を手早く包んでいく
  • スープは様々な食材を2日間かけて煮込んだもので、濃厚でうま味が強い。餡に使う具材も小籠包の種類によって少しずつ変えている

 皮の色は、「鮮やかなピンクというより、優しい桜色」(齊藤氏)にこだわり、さまざまな素材を試しながら、納得できる色に仕上げた。餡には、2日間煮込んだ濃厚で上品なスープを使用。皮のもちもちとした食感を楽しめるよう、光が透けるくらいまで皮を伸ばして餡を包み、数分蒸して仕上げる。これをランチの定食や、すべてのコースに組み込んでおり、「アラカルトのお客様も含めて、ほぼ全員が注文されます」と齊藤氏。このほかに、抹茶を皮と餡に使い、独特の風味と渋みを楽しめる「抹茶小籠包」(4個770円~)、餡にカニ味噌を使った「蟹小籠包」(4個935円~)も用意し、好評を得ている。小籠包以外にも、箸で簡単に切れるほど豚肉をやわらかく煮込み、黒酢とからめた「咕咾肉(クーラオロウ) 結華楼酢豚~平牧三元豚」なども高いオーダー率を誇っている。

咕咾肉 結華楼酢豚~平牧三元豚 1600円(写真はコース1人分)/締まりのよい肉質の豚肉を、数時間かけて煮込み、箸で切れるほどやわらかく仕上げた一品。黒酢が肉のうま味を引き立てる

 見た目の美しさはもちろん、舌の肥えたアッパー層も満足させる桜色の小籠包を求め、現在も多くのファンが来店。毎週末、予約で席が埋まるなど、活況を呈している。

神楽坂チャイニーズ 結華楼~Yuikarou~[東京・新宿]
東京都新宿区神楽坂3-2 木村屋ビル5F
https://r.gnavi.co.jp/gd89900/
本場・台湾で修業を積んだ齊藤氏による点心をはじめ、見た目にも鮮やかな本格的な中国料理を提供。30代のビジネス層を中心に多くのファンを獲得しており、接待や記念日の利用も多い。
オーナーシェフ 齊藤 雄史 氏
中国料理店「銀座アスター」の料理長だった父親の影響を受け、中国料理の世界へ。台湾の小籠包の名店などで研鑽を積み、2013年に独立、出店した。

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