2020/12/11 特集

個性が光ればファンが増える!冬を彩るチョコレートデザート(3ページ目)

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デザートとしてだけでなくお酒にも合うスイーツリゾット

Ostrica@stylo[東京・青山一丁目]

酸味をきかせたビターな味わいで男性ファンを獲得

 2017年4月、東京・青山にハマグリを看板料理としてオープンした「焼きはまグリル@stylo」。その後、2020年3月にイタリアンとカキ料理の店「Ostrica@stylo」にリニューアルした。「ハマグリを提供する系列の和食店が近隣にあることから、オイスターバーの要素を取り入れたイタリアンに変更しました」と話すのは料理長の松永創氏。現在はハマグリをお通しとして提供しつつ、全国各地から取り寄せた生ガキが好評。ランチは20~30代の女性、ディナーは30~50代のビジネス層が多く来店する。

チョコレートとオレンジのスイーツリゾット 900円/ビターチョコレートの濃厚さとオレ ンジのさわやかな酸味が好相性。ガナッシュを上に乗せて、食べるときにトロリと溶ける状態にしている
デザート感を強めるため、米は通常のリゾットよりもやわらかめに仕上げている。ワインのつまみとしても人気が高い

 デザートも人気で、名物は「チョコレートとオレンジのスイーツリゾット」(900円)。72%のビターチョコレートとイタリア米、オレンジピールなどを使ったオリジナルスイーツだ。温かいデザートを提供できるのがレストランの醍醐味であることから、来店客の印象に残るメニューにしたいと考案。「イタリアには米を使ったデザートがあるので、チョコレートでアレンジしました。最初は驚かれますが、興味を引かれて注文する方が多いですね」と松永氏。チョコレートだけでは単調な味わいになるため、「相性の良いオレンジを合わせました。米を炊くときにもオレンジジュースを加えています」(松永氏)。酸味が感じられるビターな味わいのため、ワインにも合い、男性にも好評。ここでしか食べられないとリピートする人もいるという。

米は水とオレンジジュースで炊き、8割程度火が通ったら、チョコレートを加える。ビターなチョコレートを使うことでカカオの香りが引き立つ
  • 日本米よりも粒が大きい、リゾットやパエリアなどに適したイタリア産の米。粘りがなくサラッとした口当たりなので、デザートの素材としてもよく使われる
  • 店の二大デザートはスイーツリゾットと、千葉産のブランド卵で作ったスペインの伝統菓子「クレマ カタラーナ」(600円)

 このほか、生ガキなどの魚介を3つの皿に盛った「シンデレラ盛り」(3500円)も人気で、「今後は記念日向けに『デザート版シンデレラ盛り』を提供したい」(松永氏)と考えている。

Ostrica@stylo[東京・青山一丁目]
東京都港区南青山1-2-6 ラティス青山スクエア1F
https://r.gnavi.co.jp/6xraanbj0000/
地下鉄青山一丁目駅から徒歩1分。カウンターとテーブル席のほか、4名までの個室がある。天井には給気ダクトとして使われているオブジェが飾られており、遊び心のある内装も人気。
料理長 松永 創 氏
系列の洋食店を経た後、2017年夏に同店へ異動。毎月、ディナーメニューの見直しを行い、季節メニューも考案している。

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