新橋「エビとささみとワタシ♡」デカすぎ!巨大エビフライの衝撃と、低カロリーなささみかつ

2026年2月、新橋にオープンした「エビとささみとワタシ♡」は、巨大な「エビフライ」と「ささみかつ」を主役に据えたフライ専門店です。目を引くビジュアルと、細部までこだわり抜かれたクオリティーで、オープン直後から訪れる人が絶えません。

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エビとささみかつ膳

「エビとささみかつ膳(大エビフライ1本、ささみかつ1本)」(1,800円)※豚汁・ご飯(とじ卵付)・キャベツ付

揚げ物メニューの中でも人気上位に入る「エビフライ」。低カロリーで高タンパク質、健康志向の人の人気を独占している「ささみかつ」。この2つにこだわった店が、新橋「エビとささみとワタシ♡」です。何と言っても、目を見張るほどの巨大さがフライ好きの心をトリコにします。

今回は、"生きがいはおいしいランチとスイーツ"というフードライター 小田中 雅子さんが、専門店ならではの、ひと味もふた味も違うエビフライとささみかつの魅力をご紹介します。

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小田中 雅子
フードライター。新聞社系メディアのグルメ記事でライターとしてのキャリアをスタート。以後、ぐるなび媒体「dressing」など主に飲食関連のWebサイトで記事を書いている。ランチやスイーツ、パンなどのグルメ情報が得意。特にランチはその日の幸福度を決めると信じ、店選びに1時間以上かけるほど、おいしいランチ探しに余念がない。

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エビとささみとワタシ♡

【店舗Data】
エビとささみとワタシ♡(東京・新橋)
業態:フライ専門店 
席数:カウンター・スタンディング(椅子の設置予定あり)
客層:近隣のオフィスワーカー、SNSきっかけで目的来店する20~30代、男女比6:4
客単価:2,000円
住所:東京都港区新橋2-15-13 新橋Sビル1F
アクセス: JR新橋駅烏森口より徒歩3分、地下鉄三田線内幸町駅A1出口より徒歩4分
営業時間:ランチ11:30~15:00、ディナー17:00~22:00
定休日:日曜日(GWなど不定休あり)
https://r.gnavi.co.jp/f3azbkrd0000/map/
https://www.instagram.com/ebitosasamitowatashi/

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目次
まるでカフェのようなフライ専門店
思わず目を奪われる、圧巻のフライ
エビフライ好きに捧げたい、背徳の一杯
シンプルだからこそ、真価が問われる

まるでカフェのようなフライ専門店

昼時ともなれば、おいしいランチを求めて近隣のオフィスワーカーでにぎわう街、新橋。界隈のワーカーたちの間で急速に存在感を増しているお店があります。それが、2026年2月25日にオープンしたばかりの「エビとささみとワタシ♡」です。

  • 鮮やかなブルーのフレームのガラスドアと、床から天井まで届く大きな窓。開放的な雰囲気で女性一人でも気軽に入りやすい雰囲気がある
  • どんぶりからはみ出すほどの特大エビフライの看板が強烈なアイキャッチとなっており、思わず足を止める通行人が多い

店があるのは、烏森神社の参道から横道に入った先。細い路地に飲食店がひしめく新橋の中でも、さらに奥まった場所にあり、まるで隠れ家を訪ねにいくような趣があります。

通りを進んでいくと、ぽっかりと明るくオシャレなファザードの一軒が現れます。その佇まいは、いい意味で“新橋らしくない”軽やかさがあります。

オープン時はスタンディング・スタイルでスタート。5月以降に椅子を設置予定。美術館のように壁に飾られた、額入りの”揚げ物絵画”がユーモラス

店内は、木目調の床に白い壁、レンガタイルの柱とカジュアルで温かみのある空間。とんかつ店に多い和のしつらえとは異なり、まるでカフェのような雰囲気です。実はこの内装、前身のカレー店からほぼそのまま引き継いだもの。「女性にも入りやすい店に」という意図もあり、あえて活かしたのだそうです。揚げ物店のイメージを心地よく裏切る空間になっています。

さっそく、めくるめく“ワンダフル フライワールド”を紹介しましょう。

思わず目を奪われる、圧巻のフライ

まず味わいたいのは、やはり両方を楽しめる「エビとささみかつ膳」。大エビフライ1本とささみかつ1本がセットになっています。

「エビとささみかつ膳」には豚汁・ご飯(とじ卵付)・キャベツが付き、ご飯とキャベツはおかわり1回無料。「とじ卵」は、最初のご飯かお代わりのいずれか好きなタイミングでリクエストできる。合わせる米は、長野県産コシヒカリの中でも最高位「特A1等米」を使用している

とにかくビジュアルがすごい。目の前に運ばれてきた瞬間、思わず声が出そうになるほどの迫力。想像をはるかに超えるサイズの特大エビフライとささみかつに思わずテンションが上がります。

  • 使用するのは、食べ応え抜群の特大ブラックタイガー。薄衣をまとうことで際立つのは、中から現れる驚くほど大きなエビの身!
  • ささみかつもエビに負けない大きさ。その断面は瑞々しく、食欲をそそる輝きを放つ。調理のポイントは、衣をつける際にあまりギュッと握らないこと。軽く付けるのがコツだそう

サクサクと軽やかな衣の食感に続いて、ぷりっと弾けるようなエビの身。タルタルソースのまろやかな酸味が甘みを引き立て、エビフライを食べる幸せに顔がほころびます。見た目のインパクトだけでなく、食べる喜びまでしっかりスケールアップしてくれる一品です。

一方のささみかつも見逃せません。ひと口頬張れば、しっとりとやわらかな肉質とともに、じんわりと肉汁が広がります。あっさりしたイメージのささみが、こんなにジューシーだったのかと驚かされます。サイズも大ぶりで、十分に主役を張れる存在感です。

メニューはエビフライとささみかつが中心。それぞれにご飯と汁物を合わせた膳スタイル。たっぷり食べたい人には、アラカルトの追加メニューも
  • 写真手前がエビで、奥がささみ。エビは丸まらないように腹に切り込みを入れる。油はラード油とコーン油をブレンド。ラードを配合することで、カラッと揚がる。配合は季節によって変えるこだわりよう
  • いずれも、低めの155度の油で揚げていく。火入れは揚げ時間と余熱の時間のバランスがポイント

エビフライととりささみかつの専門店が目指したのは、カリッ、フワッとした軽い食べ心地。そのためパン粉は、有名とんかつ店御用達の中屋パン粉工場の低糖度生パン粉を使用しています。そして何よりのこだわりは火入れ。低温でじっくり火入れをした後、しばらく寝かせ、余熱で中まで火を通して、しっとりと仕上げます。

カウンター上に常備された薬味と漬物。密かに人気な自家製の漬物は、ピリ辛のだしに漬け込んだキュウリと、柚子香る甘酸っぱいダイコンの2種。浅漬けなのでサラダ感覚でいただける

そして、もう一つの楽しみが豊富な薬味。自家製タルタルソース、フルーティーな甘さのオリジナルソース、細かく砕いたピンク色の岩塩、サラサラの雪塩がカウンター上に並びます。特に雪塩は、肉の甘みを引き立てるやさしい塩味が魅力。ささみかつ用に用意されたものですが、エビフライとの相性も抜群です。

薬味を変えるたびに万華鏡のようにさまざまに味わいが変わるのは、素材そのものの力がしっかりしている証。最後まで飽きることなく楽しめます。

  • オリジナルの青唐味噌ドレッシング。青唐のほんのりピリリとした辛さがアクセントのドレッシング。売ってほしいとの声が絶えず、西新宿店では購入することができる
  • 2種類の味噌をブレンドした、優しい味わい。にんじん、大根、ごぼうなど6種類の野菜を大きくカット。ゴロゴロ野菜がたっぷり入った“食べるみそ汁”だ
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エビフライ好きに捧げたい、背徳の一杯

SNSをにぎわせているのは、ご飯の上に「とじ卵」を追加し、大エビフライ2本を大胆にのせた画像だ。大エビがどんぶりからはみ出す迫力の写真を撮影できる

エビフライ好きならぜひ試してほしい食べ方があります。2番人気の「特選大エビフライ膳」(2,400円)。プリプリの大エビフライが2匹も付いた膳は、“ごほうび飯”にぴったりです。

このメニューに「とじ卵」(100円)を追加。甘辛い丼つゆをまとい、とろとろの卵が乗ったご飯が登場するので、そこに大エビフライをどん!と乗せるとエビフライ丼の完成。さらにタルタルソースをたっぷり。サクサク、ふわふわ、とろとろが一体となり、心わしづかみにされること間違いなしの魅惑のメニューができあがります。

シンプルだからこそ、真価が問われる

「エビとささみとワタシ♡」は、実は軽井沢発の人気店「とんかつ今井」の姉妹店。群馬県産赤城ポークを低温でじっくり揚げた、ジューシーなとんかつがが絶品と評判の店です。現在は東京・西新宿や大阪・北新地にも展開しています。そんな実力店が打ち出した、新業態「エビとささみとワタシ♡」。「とんかつ今井」でも人気の大エビフライと、ヘルシー志向に応えるささみかつにメニューを絞り込み、シンプルに“揚げ物の魅力”での勝負です。

店主の松本 一希さん。「行列の絶えない人気店にしたい」と抱負を語ってくれた

「私たちは、常にチャレンジするという方向で店づくりをしています」と語るのは店主の松本 一希さん。「新橋という場所、この規模で何ができるかを考えたとき、特大ブラックタイガーを使用したエビフライとささみかつに特化した業態が生まれました。大エビフライは、見た目のインパクトがありますし、満足度も高い。他にこのエビを使っている店はあまりないと思います」(松本さん)。

大きなエビの存在感はオープン当初からSNSで話題となり、今では、エビフライ目当てに訪れる人も少なくありません。「エビは豚肉と比べてカロリーが低く、ヘルシーなイメージがあります。同じく、低カロリーなささみを合わせることで、より多くの方に楽しんでいただける業態を設計しました」(松本さん)。

左から「生中マルエツ」(600円)、「レモンサワー」(600円)。週末にはランチタイムからお酒を楽しむ方も多いのだそう

今後について尋ねると、「新橋という土地柄、お酒に合うつまみを充実させていきたいですね。オープン時に期間限定で実施したリーズナブルな飲み放題プランが好評だったので、今後展開していきたいと考えています」とのこと。

シンプルなメニューこそ、実は奥が深い。「エビとささみとワタシ♡」の一皿を味わっていると、そんなことをしみじみと感じてしまいます。誰もが親しみのある身近な料理を、いかにおいしく、そして楽しく食べてもらうか。そんなシンプルな問いを、まっすぐに形にしたようなお店です。

一度訪れれば、その満足感に、きっとまた足を運びたくなるでしょう。

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