【消費者調査】「ソロ活」定着!ランチ6割・ディナー4割が実践する「一人外食」の実態

食に関するさまざまな情報を調査する「ぐるなびリサーチ部 調査レポート」の最新調査から性別・年代による、「1人外食」の傾向が明らかに。調査では、月に1回以上1人でランチをする方が6割弱、ディナーは4割と、外食における「ソロ活」が定着しているといえる結果となりました。消費者のリアルな声とデータを知り、日々のメニュー作りの参考にしてみませんか。

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外食「ソロ活」定着! ランチ6割弱、ディナー4割弱が月に一度以上

外出やレジャー、外食などの活動を“ひとりで楽しむ”ことを指す「ソロ活」。コロナ禍前からじわじわと使われはじめ、コロナ禍によりソーシャルディスタンスが意識されるようになったことで一気に広まりました。

今回の調査によると、まだまだ出掛ける場所によっては「ソロ活」の定着度合いは大きく異なるようですが、外食における「ソロ活」は、「一人外食の人を寂しそうと思うか」の問いに8割強が「思わない」と回答するなど、実態としても心理的にも「ソロ活」が、定着していると言えそうです。

また、「1人外食の良い点」についても、「自分のペースで食事ができる」が最多となり、「1人外食で困る点」については、3割が「色々な料理を少しずつ食べることができない」と回答しています。

では、調査結果を見ていきましょう。

目次
Q1 1人でお出掛けできる場所は
Q2 1人外食の割合はどれくらい
Q3 1人外食に抵抗はありますか
Q4 1人外食する人を寂しそうだと思いますか
Q5 ディナータイムに1人で行けるお店
Q6 1人外食の良いところ
Q7 1人外食で困るところ

【調査概要】
■調査期間:2025年10月8日(水)~9日(木)
■調査方法:Webアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20~60代のぐるなび会員1,300名

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お出掛けに関しては、「映画館」については7割弱(69%)が、「国内旅行」については、5割弱(49%)が「1人でも平気」と回答する一方で、「海外旅行」や「テーマパーク」では、約半数が「1人では無理」と回答しています。

ランチでは6割弱(58.2%)、ディナーは4割弱(39.7%)が、月に1日以上外食すると回答。一方でディナーについては、女性に限定すると半数が1人外食は「ほとんどない」と回答しました。




1人外食に抵抗がある人はランチでは約2割(21.9%)にとどまるものの、ディナーでは4割弱(35.9%)が抵抗を感じることもわかりました。さらにディナーでは、男女差がやや大きい結果となりました。

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8割以上(83.7%)の人が「思わない」「あまり思わない」と回答しました。

「立ち食いそば、うどん」「牛丼」「ラーメン」の3業態で7割以上が「1人でも平気」と回答しており、いずれも人とシェアすることが少なく、気軽に食事ができるという共通点があります。

さらに、これら3つの業態と「スイーツ」業態について、男女による回答の違いを比較したのが下のグラフ。「一人でも平気」と答えた人の割合は、「立ち食いそば、うどん」「牛丼」「ラーメン」では、いずれも男女間で約20ポイントの差がありますが、「スイーツ」のみ男性より女性の方が「一人でも平気」と回答した人の割合が多くなりました。


1人外食の「良い」点として、7割が「自分のペースで食事ができる」と回答しており、お店やメニューを自分の好みで選択できることについてもそれぞれ5割以上の回答が集まりました。

一方、1人外食の「困る」点としては、約3割(32.9%)が「色々な料理を少しずつ食べることができない」と回答しています。


以上、「1人外食」に関する調査の結果でした。1人外食の人を“寂しそうだと思う”か、という問いに8割強の人が「思わない」回答。ディナーではやや抵抗があるものの、外食における「ソロ活」は実態としても心理的にも定着しているといえそうです。

今後、「ソロ活」ニーズに合わせた、多様なポーション設定や1人向けセットメニューの提供などが増えれば、より外食の幅広い業態に拡大できるかもしれません。「ソロ活」に対する、メニュー開発やサービス向上の参考になればと思います。

【調査結果ポイント】
ランチは6割弱、ディナーは4割弱が月に1日以上、女性が「1人でも平気」なのは「スイーツ」業態
・1人でのお出掛けについては、「映画館」については7割弱が、「国内旅行」については、5割弱が「1人でも平気」と回答。反対に「海外旅行」と「テーマパーク」は5割が「1人では無理」と回答。
・一人外食は、ランチでは6割弱、ディナーは4割弱が月に1日以上あり。特にディナーについては、女性の半数が1人外食は「ほとんどない」と回答。
・一人外食に抵抗がある人は、ランチでは約2割、ディナーは4割弱という結果になっており、ディナーでは男女差がやや大きい。
・一人外食の人に対して寂しそうだと思わない人は8割以上。
・外食の業態については、「立ち食いそば、うどん」「牛丼」「ラーメン」は7割以上が、「1人でも平気」と回答するものの、いずれも男女で20ポイント以上の差がある。一方で「1人では無理」な業態は「フランス料理」が、5割強と抜きん出て高い結果に。「1人でも平気」で唯一女性が男性を上回るのは「スイーツ」。
・一人外食の良い点は、「自分のペースで食事ができる」「自分の好きな店に行ける」「自分の好きなメニューを注文できる」がTOP3。一方、困ることは「色々な料理を少しずつ食べることができない」が約3割で最多。

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