「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI」の記者発表会を実施!

日本最大級の訪日外国人向け観光情報サービスの関西版「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI」が7月24日にオープン。それを記念して記者発表会を実施。JR大阪駅では同サービスを体験できるプロモーションも行われた。

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災害発生時の支援情報を施設自ら発信する新機能も

 年間利用者数3500万人を突破した日本最大級の訪日外国人向け観光情報サービスの関西版「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI」が、東京版、北海道版に続く3つ目のエリアとして、7月24日にオープンした。関西版は、一般財団法人関西観光本部、大阪市高速電気軌道株式会社、南海電気鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社、株式会社ぐるなびが協力・連携し、サービスを構築。サービス開始にあたり、同日、大阪府立国際会議場(大阪市北区)において記者発表会が行われ、JR大阪駅「旅立ちの広場」では外国人旅行者などに、実際に同サービスを体験してもらうプロモーションも行われた。

同日、JR大阪駅南口の「旅立ちの広場」では、外国人に「LIVE JAPAN」を体験してもらうプロモーションも実施された

 「LIVE JAPAN PERFECTGUIDE」(以下、LIVE JAPAN)は、訪日外国人に役立つ観光、飲食、交通など様々な情報を集約したWebサイト。日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語の8言語に対応し、2016年4月の東京版スタートから利用者数は増加し続けている。同サイトの主な特徴は、訪日外国人のニーズに合わせた記事や動画を配信する「情報コンテンツ」、飲食店や施設がその日のお得情報などをリアルタイムで発信する「LIVE情報」、目的地までの経路検索などの「便利機能」の3つ。さらに、関西版のオープンに合わせて、「便利機能」の一つである「災害情報一元化サイト」に新機能として「災害情報タイムライン」を追加。これは、災害発生時に、物資の提供や帰宅困難者の受け入れといった支援情報を、飲食店や施設が自ら発信する機能で、これを見れば周辺で受けられる支援に関する情報を得ることができる。

 記者発表会では、事務局企業・団体を代表して一般財団法人関西観光本部理事長の松本正義氏と、株式会社ぐるなび取締役会長・創業者の滝久雄が挨拶。また、来賓として登壇した観光庁長官・田端浩氏は「観光は日本の成長戦略の柱。外国人観光客へのきめ細かな情報提供は重要度が高い」とコメントした。同じく来賓の大阪府知事・吉村洋文氏は「関西がインバウンド対策においてリーダーシップを発揮するうえで心強い取り組み。行政としても協力し、エンドユーザーの要望に応えていきたい」と力強く語った。また、特別ゲストとして挨拶に立った国土交通省国土交通事務次官の藤田耕三氏は、安心につながる情報発信の重要性を訴え、多言語対応のサービスに期待を寄せた。

記者発表会の冒頭では、サイトの特徴や機能などを紹介する映像が流された
一般財団法人関西観光本部 理事長
松本 正義 氏

「外国人の旅行スタイルが団体から個人へ変化する今、個別のニーズへの対応が重要。関西の魅力を強く発信していけると期待する」
株式会社ぐるなび 取締役会長・創業者
滝 久雄

『LIVE JAPAN KANSAI』のオープンが、2020年に向け、オール関西で訪日外国人を迎え入れる体制を構築する一助になってほしい」
国土交通省 国土交通事務次官
藤田 耕三 氏

「関西では今後、大阪万博など大規模なイベントが控えている。安心・安全につながる情報発信の面でも『LIVE JAPAN』に期待したい」

「LIVE JAPAN」とは?

年間利用者数3,500万人を誇る日本最大級の訪日外国人向け観光情報サービス。エリアごとの観光地や飲食店の情報、交通案内など日本の旅行で役立つ情報を掲載。東京版、北海道版に続き、関西版がオープンした。

LIVE JAPAN(東京版)
https://livejapan.com/en/in-tokyo/

LIVE JAPAN(北海道版)
https://livejapan.com/en/in-hokkaido/

LIVE JAPAN(関西版)
https://livejapan.com/en/in-kansai/

「LIVE JAPAN」3つの特徴

1 情報コンテンツ
観光地の情報から電車の乗り方、箸の持ち方まで、外国人からのニーズの高い情報をまとめた記事を掲載。また、人気の飲食店などの特徴や魅力を紹介する動画も。


2 LIVE情報
サイトに掲載している施設や飲食店などが、自ら詳細な最新情報を発信。食材の入荷情報やその日に行われるイベント、空席情報などを、リアルタイムで伝える。

3 便利機能
目的地までの経路を調べられる「経路検索機能」やWi-fiスポットなどを表示する「便利マップ」のほか、災害発生時に役立つ「災害情報タイムライン」も追加。