ぐるなびと熱海市が「ブライダルデー」記者発表会開催

2012年11月13日株式会社ぐるなび本社にて、ぐるなびと熱海市による「ブライダルデー」記者発表会が開催された。「ブライダルデー」とは、日本の社会全体を豊かにするための夫婦関係向上運動だ。

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「ブライダルデー」公式サイトから発行可能な「ブライダルデー証明書」を手にフォトセッション。左から、株式会社ぐるなび 取締役執行役員 吉田真由美、株式会社ぐるなび 代表取締役会長 滝 久雄、熱海市長 齊藤 栄氏、熱海副市長 田邉国治氏

ぐるなびによる「ブライダルデー」の提唱。経済効果の試算は3兆円

2012年11月13日、株式会社ぐるなび本社(東京・有楽町)にて、ぐるなびと熱海市(静岡県)による「ブライダルデー」記者発表会が開催された。

「ブライダルデー」とは、日本の社会全体を豊かにするための夫婦関係向上運動。新しい価値を持つイベントを作り、社会が推奨することで、毎年様々なかたちで、より夫婦の絆を深めていこうという取り組みだ。具体的には、レストランでお祝いをしたり、旅行をしたり、プレゼントを贈ったりと、外食産業を含めてあらゆる業界への波及が期待され、その経済効果は3兆円と試算されているほど。

この「ブライダルデー」は、ぐるなびの創業者であり、代表取締役会長の滝 久雄が構想したもの。2005年11月には政財界の賛同者と「ブライダルデー推進説明会」を開催し、東日本大震災により人と人の絆が見直された今が、「ブライダルデー」の意義を本格的に提唱する時期と考え、記者発表会を開催するに至った。

ちなみに株式会社ぐるなびでは、すでに「ブライダルデー休暇」という制度を設け、結婚記念日、またはその前後一週間以内に特別休暇を1日取得することができる。このように、今後は各企業の休業・休暇制度の範囲内において、従業員の「ブライダルデー」に有給休暇取得の実施啓発を行ったり、福利厚生として費用を一部負担するなど、「ブライダルデー」をサポートすることを推奨していく。

「ブライダルデー」を応援する熱海市では、「ハネムーンアゲイン」キャンペーンを実施

記者発表会では冒頭、滝会長が「ブライダルデー」の理念や意義を説明。「ブライダルデー」こそ経済活性化と新たな市場創造の切り札になり、浸透させるためには女性の参加と自治体との連携が欠かせないと訴えた。

続いて、静岡県熱海市長の齊藤 栄 氏がスピーチ。熱海市はぐるなびとパートナーシップ協定を締結しており、「ブライダルデー」にもいち早く賛同を表明。全国屈指の人気を誇る熱海温泉を抱え、かつての新婚旅行のメッカでもある熱海市の取り組みとして、以前、新婚旅行で熱海を訪れたことのある夫婦を対象に、「ハネムーンアゲイン」と称した1泊2日の熱海旅行をプレゼントするキャンペーンの実施を発表。また、1人でも多くの市役所職員が「ブライダルデー休暇」を取得できるよう努めるとともに、市内の飲食店やホテル、旅館、観光施設などへ、「ブライダルデー」への特別協力を依頼し、市民へ周知していくことを約束した。

最後に株式会社ぐるなび 取締役執行役員の吉田真由美が、「ブライダルデー」公式サイトの内容や、「ブライダルデー」に参加している店舗や施設の一部を紹介。また、毎月22日は飲食店の「ぐるなびタッチ」端末に来店客がタッチすると、「ぐるなびスーパー『ぐ』ポイント」が500ポイント(1ポイント1円相当)付与されるキャンペーンも併せて発表された(2012年11月22日~2013年1月22日まで。以降の継続は未定)。

企業だけでなく、自治体とも連携して町ぐるみで夫婦を応援する「ブライダルデー」。今後のさらなる広がりと浸透が期待されている。

記者発表会は東京・有楽町のぐるなび本社で開催。TV、新聞、雑誌等、各メディアが集まり、関心の高さが伺えた
「ブライダルデー」を日本人のライフスタイルとして浸透させたいと抱負を述べる、ぐるなびの滝会長
副市長の田邉氏と共に、自らも「ブライダルデー」サイトに登録。平日の観光需要を喚起していきたいと語る、齊藤熱海市長
「ブライダルデー」Webサイト
http://bridal-day.jp/
「ブライダルデー」に登録すると発行される「ブライダルデー証明書」で、様々な店舗や施設で特典を受けることが可能になる。また、記念日までのカウントダウン機能や、お知らせメールが届くサービスも