「ぐるなび戦略共有会議 歓送迎会対策セミナー2013」開催

「ぐるなび戦略共有会議(GON MEETING)」が全国13カ所で開催。「歓送迎会徹底対策」をテーマに、歓送迎会シーズンへの対策、2013年の課題、店の価値を高めるヒントとなる講演が行われた。

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満員の東京会場。参加者の多くはメモをとって、講演やセミナーに聞き入った

全国13カ所で戦略共有会議が開幕。貴重なデータや意義深い講演が満載

「ぐるなび戦略共有会議(GON MEETING)」は、外食をめぐるマーケティングデータの分析や、オピニオンリーダーによる基調講演などを通して、販促戦略を掘り下げ、飲食店をサポートするイベントのひとつ。2005年にスタートし、現在は年に2回、北海道から沖縄まで全国で開催されている。

今年も、1月16日の仙台を皮切りに、2月12日の横浜まで全国13カ所で開催。「歓送迎会徹底対策」をテーマに、1年の安定的な集客を生むカギとなる歓送迎会シーズンへの対策、2013年の課題、店の価値を高めるヒントとなる講演が行われ、飲食店オーナーや従業員、シェフらが多数参加し、熱心に聞き入った。

歓送迎会に関するユーザーの動向を分析。店オリジナルの価値創出と発信がカギ

1月31日、東京会場である渋谷のセルリアンタワー東急ホテルでは、冒頭、ぐるなびより昨年の外食マーケットの状況と2013年の取り組みのポイントが報告され、さらに、バージョンアップした「ぐるなびPRO認証システム3.0」が紹介された。続いて行われた基調講演の講師は、フロリダディズニーワールド・エコピットセンター・ジャパンパビリオンディレクターの経歴を持つ上田比呂志氏。驚異のリピート率を誇るディズニーワールドのホスピタリティの真髄を紹介し、もてなしの価値とスキルを高める重要性を語った。

その後、ぐるなび大学による「歓送迎会対策セミナー」に移り、歓送迎会に関するユーザーの動向を詳しく分析。歓送迎会ニーズはエリアを問わず、高いレベルで存在していること、通常の飲み会とは違う価値が求められていることなどをデータとともに解説。店の価値を構築し、発信する必要性を訴えた。さらに、今年の課題として「顧客管理の徹底」「新たな売上領域を作る」「店の価値を高めるブランディング」が強調された。

午後の基調講演には、京都の老舗料亭・美濃吉を率いる株式会社美濃吉代表取締役社長の佐竹力総氏が登壇。300年近い美濃吉の歩みと、日本料理の優位性、そして日本の食文化を担うことの価値と誇りを語り、日本の外食産業の一層の発展を呼びかけた。

隣の会場では、商品展示会が同時開催され、全国から企業・団体・メーカーが集い、自慢の商品を展示。新メニューのヒントを求める人などで賑わいを見せた。またロビーでは、大幅なバージョンアップを果たした「ぐるなびPRO認証システム3.0」体験ブースが設けられ、新機能のタブレットが並ぶブースに多くの参加者が足を止め、熱心に説明に聞き入っていた。

充実したプログラムのもと、活況を呈した東京会場。ぐるなびでは今後も戦略共有会議など、様々な形で飲食店を強力にサポートしていく。

基調講演

「リピーターを呼び続ける
『魔法の王国』の秘訣」

元フロリダディズニーワールド
エピコットセンター
ジャパンパビリオン ディレクター
上田 比呂志氏

「日本の食ブランドを今一度見つめなおす」

株式会社美濃吉 代表取締役社長
佐竹 力総氏
歓送迎会対策セミナーでは、顧客情報の管理と有効な活用によって集客アップにつながった事例も紹介
同時開催された飲食店のための商品展示会。自慢の食材のほか、電子看板やレジ機器などが全国から出品された

「ぐるなびPRO認証システム3.0」がお披露目!

「ぐるなびPRO認証システム」とは、ぐるなびの顧客管理サービスの総称。「ぐるなびタッチ」端末による会員登録やポイント付与、レストランメールの配信などによって、リピートを促進するツールとして利用されてきた。

新たに登場する「ぐるなびPRO認証システム3.0」は、従来の機能を飛躍的に拡充。タブレット端末の導入でポイント利用がスムーズになるうえ、来店客がタッチすることで顧客情報がわかり、よりきめ細かな接客を可能にする。同システムの可能性に来場者も興味津々の様子だった。

ロビーの特設ブース。実際に触って体験できるのでわかりやすいと好評
「ぐるなびPRO認証システム3.0」の機能を実感しようと人だかりもできた