こだわりの肉と地域に合った接客&販促で繁盛店へ

焼肉の家 いちえん-「様々な客層の来店動機に応え全部が100点と言われる地域の繁盛店」を目指す焼肉店。肉質には徹底的にこだわるが、口頭やメニュー内でアピールせず食べたときの驚きを重視する。

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焼肉の家 いちえん

兵庫 加古川 焼肉

25名までの宴会に対応可能な掘りごたつ席。歓送迎会などにも人気だ

あらゆる来店動機に対応するメニュー構成で老若男女を集客

重化学や繊維などの大規模な工場を抱えつつ、昔ながらの商店街や住宅街を形成する兵庫県・加古川エリア。「焼肉の家 いちえん」を経営する株式会社THINK 代表取締役の北江洋充氏が目指してきたのは、「様々な客層の来店動機に応え、なおかつ“全部が100点”と言われる地域の繁盛店」だ。

「加古川周辺は精肉卸店が多く、食肉の仕入れ値が安いのが特徴。駅前1キロ圏内には焼肉店が密集しています」と北江氏。そんな激戦区でも2005年7月のオープン以来、毎年売上をアップさせてきた。その要因はやはり肉の質とメニュー戦略。扱っている肉はA4、A5ランクの黒毛和牛。さらに月齢30カ月以上で未経産の雌牛に絞り、店内で枝肉からカット。コストダウンを実現し、上質の肉をリーズナブルに提供している。また、ロースターには遠赤外線を発する溶岩石を敷くなど、提供法にもひと工夫を加え、店の特色を追求してきた。

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