黒豚しゃぶしゃぶを看板に、九州の料理と酒が好評

南風や-九州の料理と酒がコンセプト。看板の「黒豚しゃぶしゃぶセット」は、差別化を図ろうと定番のポン酢と胡麻ダレに加え、オリジナルの和風とろろダレも用意して、ファンを獲得している。

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南風や

奈良 王寺 居酒屋

純和風でアットホームな雰囲気のカウンター。各テーブルにIHコンロを設置

オーナーの熊野 司氏が、九州の料理と酒をコンセプトに2015年11月オープン。当初、ポスティングなどの販促を行ったが、苦戦。そこで1カ月ほど経った頃、ぐるなびに加盟した。「ぐるなび大学にも参加して、店の売りをしっかり発信したところ、忘年会の予約獲得に成功。歓送迎会シーズンもコースをしっかり打ち出して、ビジネス層の予約が取れました」と、振り返る。

看板の「黒豚しゃぶしゃぶセット」(1人前1,566円)には、差別化を図ろうと、定番のポン酢と胡麻ダレに加え、オリジナルの和風とろろダレを用意し、ファンを獲得。また、夏場に落ちる鍋需要の打開策として、夏バテ防止をうたった「トマトベース 黒豚しゃぶしゃぶセット」(同1,566円)と、「串しゃぶ」(1本194円)を新たに打ち出した。「夏対策として始めましたが、女性の増加にもつながりました」と熊野氏。ほかにも「馬刺し」(1,058円)など、九州名物料理の人気が高い。今冬に向けては、チーズフォンデュなどの新メニューも開発中だ。

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