株式会社 永遠希 小田利明氏 - 心に残る外食 -

2013/05/09

外食企業トップの心に残る外食

8名の飲食店経営者トップが日々の外食で感じたことを、連載コラムでお届け

Vol.117バンコクの沖縄料理で癒される

(株式会社 永遠希 代表取締役 小田利明氏)

 今回の心に残るお店は、タイ・バンコクの「沖縄料理 金城」です!バンコクで知り合った飲食店店オーナーに連れて行ってもらいました。中心部から離れた、プラカノンという街の路地を入ったところにあり、決して立地はよいところではないですが、お店に入るとタイ人スタッフが元気な声で「メンソーレ!」とお出迎え。気持ちがいいです!

 オーナーは日本人の大高さんです。沖縄料理の大衆食堂という感じで(写真1)、価格もリーズナブル!(写真2)どれを食べても日本で食べる味と変わりません。チャンプルーの塩加減もちょうどいいです。

 お店のよさは、料理はもちろんですが、やっぱり何と言ってもスタッフ力でした!大高オーナーとタイ人スタッフが家族経営のような雰囲気を作り出しています。そんな空間で食べる沖縄料理は、ほっとでき、開放感も味わえます。大高オーナーは、タイでいろんな経験を積み、タイ人の心をつかんでいます。また、この店は、今は亡きお母様の思いが詰まったお店だそうで、目頭を熱くして語ってくれました!

 お客様は6割がタイ人で、タイ人にも親しまれているのがわかります。こちらでも、ほとんどのお客様が最後のシメに「ソーキそば」(写真3)を注文しています。私も食べましたが、うまかった!さっぱりした出汁に同店オリジナルの麺が本当によくなじんでいるんですよ!

 カウンターは2人座れる程度で、ほとんどテーブル席ですが、一人のお客様が多い印象でした(ちなみに、ぼくもその中の一人でした)。海外に一人で来てるというのもあり、やっぱり夜は寂しくなるのですが、「金城」で癒されています。日本では大衆食堂は減少気味で、タイでは沖縄料理が食べられるお店はまだ少ないですが、「金城」のようなお店は絶対に必要とされるお店です。長く続けてほしいですね。

株式会社永遠希 代表取締役 小田利明氏株式会社永遠希
代表取締役
小田利明氏
1965年広島県広島市生まれ。美容専門サロンの営業職を経て、1995年30歳で起業し、「総菜BAR HAZUKI」をオープン。2000年に有限会社永遠希を設立し、2005年に株式会社永遠希に変更。現在、「囲酒家 永遠の縁卓」など広島市内に7店舗を展開中。
(写真1)沖縄料理の大衆食堂をイメージした「沖縄料理 金城」
(写真1)沖縄料理の大衆食堂をイメージした「沖縄料理 金城」
(写真2)タイでも沖縄料理のメニューがずらりと並ぶ
(写真2)タイでも沖縄料理のメニューがずらりと並ぶ
(写真3)タイ人にも親しまれている「ソーキそば」
(写真3)タイ人にも親しまれている「ソーキそば」

ぐるなびPRO for 飲食店

Copyright© Gurunavi, Inc. All rights reserved.