ハワイに進出した飲食企業のトップが出店に関する注意点やノウハウを語る
一般社団法人日本フードビジネス国際化協会(JIFA)が海外出店のための勉強会「ハワイバブルの考察と出店ポイント」を実施
魅力あるハワイへの出店。初期費用が高く、リスクも
海外進出を目指す外食企業間の情報交換や、経営の連携の促進を目的に昨年11月に設立された一般社団法人日本フードビジネス国際化協会(以下JIFA)。株式会社PrunZ代表取締役の深見浩一氏が理事長を務め、株式会社ぐるなび執行役員・杉山尚美も理事に名を連ねる。2月13日、同協会の活動の一環として「ハワイバブルの考察と出店ポイント」と題した海外出店勉強会を、ぐるなび本社(東京・有楽町)で開催。飲食関係者約60名が参加した。
開会の挨拶で深見理事長は、「飲食関係者が参加しやすいプラットフォームを作ろうと立ち上げた」と、JIFA発足の経緯を説明。また、理事の一人で株式会社ワンダーテーブル取締役の秋元巳智雄氏は、「魅力の詰まったハワイ出店の実情を知ってほしい」と語った。
講演では、まずWDI International,Inc代表取締役の堀内順氏が登壇。リゾートとローカルの両面を持つハワイを、「出店コストがかかるなどのリスクを理解すれば、魅力的な市場」と解説した。続いて株式会社ゼットン代表取締役社長の鈴木伸典氏も、「トレンドに敏感なハワイの人たちに、商品がはまった時が快感」と自身の成功体験を紹介。その後は、深見氏の司会でパネルディスカッションも実施。ハワイに出店する際の実情を知る、有意義な場となった。