2015/03/17 特集

春の行楽シーズン、テイクアウトで魅力を発揮!とっておきのお弁当(2ページ目)

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春のトンポーロー弁当■原価率 30%

福嶋拓シェフ
Wakiya 一笑美茶樓 [東京・赤坂]

主な材料

米、豚肉、牛肉、クルマエビ、あいなめ、ホタテ貝柱、湯葉、中華麺、菜の花、キャベツ、タマネギ、ニンジン、ピーマン、アスパラ、空豆、タケノコ、こごみ、パプリカ、ラディッシュ、イチゴ、卵、ピータン、桜エビ、パオラージャオ(塩漬け唐辛子)、ヤーツァイ(中国の漬物)、ザーサイ、青ザーサイ、木の芽、干しエビ、ショウガ、ネギ、赤唐辛子、紹興酒、しょうゆ、砂糖、黒酢、オイスターソース、塩、コショウ

主な料理

写真左側の料理
トンポーローご飯
ひき肉のピリ辛炒め(左上)

写真右側の9つの料理 ※左上から時計回りに
エビマヨ
叉焼炒蛋(チャーシュー入りふわふわ卵焼き)
牛肉のオイスター炒め
新鮮魚の桜エビXO醤ソース
春野菜とピータンの香り炒め
ホタテのチリソース
上海焼きそば
菜の花の湯葉巻き
イチゴ入りの黒酢酢豚(中央)

CHEF'S VOICE

春の行楽でゆっくりと食べてもらいたい中華弁当を作りました。9つの料理で様々な味わいを楽しみながら、お腹も満足できるよう、ボリュームのあるトンポーローご飯を添えました。基本を大事にした中国料理を意識しつつ、山菜を使うなどして季節感を取り入れてアレンジしています。お弁当なので、味付けはしっかりと。辛味、甘み、酸味など、はっきりした味を意識して料理を組み立てるとよいと思います。

POINT1
「トンポーロー」は最後に炙って香りを出す!

作り方/豚のバラ肉を40~50分下茹でし、冷やす。その後、きれいに成形し、しょうゆ、砂糖のみで約50分煮込む
ワンポイントアドバイス/トンポーローは食べやすいよう薄切りにし、煮込んだ汁を煮詰めて作ったタレを上にかける。仕上げにバーナーで炙って香りを出すとよい

POINT2
揚げてきれいに仕上げる「春野菜とピータンの香り炒め」

作り方/ピータン、野菜類を揚げて火を通し、ザーサイ、干しエビ、ショウガ、ネギ、ショウガ、赤唐辛子と炒める。紹興酒、スープ、しょうゆ、オイスターソース、塩、コショウで味付け
ワンポイントアドバイス/ピータンは片栗粉をまぶしてから揚げると、黄身と白身が離れず、形がきれいに仕上がる。そのほかの野菜も揚げることで色が鮮やかに
福嶋 拓シェフ1984年、山形県生まれ。高校卒業後、調理師学校を経て同店へ。35歳以下の才能豊かな料理人を発掘するコンペティション「RED U-35 2014」でファイナリストの「ゴールドエッグ」を受賞。食材と向き合い、一番のおいしさを引き出すことを心がけている。
Wakiya 一笑美茶樓(いちえみちゃろう)
東京都港区赤坂6-11-10
http://r.gnavi.co.jp/gc7n203/premium/上海料理を軸に、旬の素材をふんだんに使った体に優しい中国料理を提供。店内は3フロアに分かれ、ダイニングのほか個室、バーカウンターも設ける。ランチでは主婦、ディナーではビジネス層を中心に集客。

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